13日(土)に行われる、NTTジャパンラグビーリーグワンプレーオフ準決勝を前に、連覇を狙う埼玉パナソニックワイルドナイツが横浜キヤノンイーグルス戦の試合登録メンバーを発表した。
ロビー・ディーンズ監督と坂手淳史キャプテンがオンライン会見に応じた。
――今シーズンいろいろなコンビネーションをBKでは組んでいました。今回こういうメンバーにした意図は
ロビー・ディーンズ監督(以下、ロビー) 今シーズン様々なBKのコンビネーションを試しながら試合をしてきました。その理由は多岐にわたりますが、状況によって異なる選手の選考を余儀なくされました。竹山選手はシーズン途中に怪我をしたこともあり、なかなかゲームタイムを得られなかったんですが、この終盤にきて今回は23人の中に選んでいます。
長田選手に関しては、CTBであったり、WTBといったポジションで今シーズン起用をしてきました。シーズンの前半から中盤にさしかかったところで、ロビー監督から長田選手に、3週間後ゲームで使うので準備をしてほしいといった矢先に同じポジションでけが人が発生して、急遽出場することになりました。ですが、その試合から力を証明してくれて、チームに大きく貢献し、そこからコンスタントに試合に出場してくれて現在に至ります。
チームとしては様々な理由から様々なメンバーを試しながら今日までいたりまして、今回は自信をもってこのメンバーを送り出したいと思います。
非常にハードな試合を目の前に迎えていく中で全員が準備してくれるような必要がありました。この試合にむけて準備できていますが、コントロールできない要素というのは我々の中にもありまして、そういった要素を一つひとつ乗り越えていくこと。どんな状況に至っても成長していくこと、それがチームにとって不可欠でこの試合においても同じことが言えると思います。
キヤノンさんとは非常に激しい試合になることが予想されています。FBには野口選手も控えています。相手のキッキングゲームに対して我々もレスポンスしていきたいと考えています。
――相手のイーグルスはレギュラーシーズンでは接戦でした。
坂手淳史キャプテン(以下、坂手) レギュラーシーズンの戦いとプレーオフの戦いは大きく変わってくる部分もあると思いますが、特にセットプレー、規律はすごく重要な部分だと思います。