ワセダは大改革に踏み出すのか――村上貴弘S&Cコーチ招聘が描く未来図 | ラグビージャパン365

ワセダは大改革に踏み出すのか――村上貴弘S&Cコーチ招聘が描く未来図

2015/06/14

文●大友信彦


「ぶつかり合いという部分では、思ったよりもやれてたな、と思いましたね」
早大の後藤禎和監督はそう言った。
6月7日、帝京大に12−73で敗れた試合後の言葉だ。

早大にとっては、大学生相手の公式戦としては史上最多失点。とはいえ、春の試合は、以前なら「公式戦」にはカウントしていなかった。後藤監督は「点差はまったく気にしていません。今は怪我人が多くて、リザーブも入れられない状況。後半にへたってくるのは想定内です」と言った。

この試合、早大が帝京大に奪われた11トライのうち、半分近い5トライは後半20分以降のラスト20分に奪われたもの。無論、それこそが実力差なのだが、帝京大はリザーブ8人を次々と投入したのに対し、早大が使ったリザーブはわずか3枚。Aのリザーブは、Aに続いて対戦したBの先発に入っている選手もいて、交代のカードを切れなかったというのだ。

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