明治大学は14日、大学選手権3回戦で東海大学と対戦。木戸大士郎主将、秋濱悠太副将がいずれも欠場する中、若手選手が躍動した。その中でもWTB白井瑛人(1年)は4度にわたってハイボールキャッチし、チームを前進させた。さらにそのうち3度トライにつながり勝利に大きく貢献した。
自分たちはリーダーがいない中で苦しい時間帯が絶対来るというのはわかっていましたし、苦しい時間帯の方が多いと思っていた試合だったのでそこは、耐えたなという感じです。
――ハイボールキャッチについて。監督は夏の帝京戦で落としてから練習していたのが出たと言ってましたが
そうですね。キックオフボールのキャッチミスって逆転されて負けたんで。早明戦の時も(矢崎)由高くんと競って、由高くんがノックオンしたんですけど、由高くんの方がボールの下にいてめちゃくちゃ悔しかったんで、ハイボールは練習をしました。あの一本のために今まで結構やってきたんですけど、それでもやっぱり取られかけたので特に悔しかったですね。(練習は)いつもSHに蹴ってもらっています。元々得意だったというよりは、練習して得意になったという感じです。
――どんな感覚をつかめた?
高く飛ぶっという意識より、最高到達点でボールを取るという意識をしています。なのでジャンプのタイミングというところから練習しています。
――ハイパントからアタックリズムを作れた
そこは早明戦から変わってなくて、ハイボールキャッチは自分も得意なので多めにという注文を出しているんで。
――天理戦にむけて
関西1位のチームなので、厳しいゲームになると思うんですけどタイトに勝ちきりたいですね。
――日本一になりたい気持ちは
もちろんあります!もう1回早稲田と対戦したいというのもありますし、帝京ともやりたい、天理も夏合宿負けているんで。優勝するならこういう強いチームに全部勝てば優勝も見えてくるので、このブロックにいるのも最高だと思います。初戦、東海で強いんで。次天理さんと出来て嬉しい限りです。