明治大学は14日、大学選手権3回戦で東海大学と対戦。木戸大士郎主将、秋濱悠太副将がいずれも欠場する中、若手選手が躍動した。その中でもWTB白井瑛人(1年)は4度にわたってハイボールキャッチし、チームを前進させた。さらにそのうち3度トライにつながり勝利に大きく貢献した。
自分たちはリーダーがいない中で苦しい時間帯が絶対来るというのはわかっていましたし、苦しい時間帯の方が多いと思っていた試合だったのでそこは、耐えたなという感じです。
――ハイボールキャッチについて。監督は夏の帝京戦で落としてから練習していたのが出たと言ってましたが
そうですね。キックオフボールのキャッチミスって逆転されて負けたんで。早明戦の時も(矢崎)由高くんと競って、由高くんがノックオンしたんですけど、由高くんの方がボールの下にいてめちゃくちゃ悔しかったんで、ハイボールは練習をしました。あの一本のために今まで結構やってきたんですけど、それでもやっぱり取られかけたので特に悔しかったですね。(練習は)いつもSHに蹴ってもらっています。元々得意だったというよりは、練習して得意になったという感じです。

早明戦での矢崎由高との空中戦。白井が言うように矢崎の方がボールの下にきている
――どんな感覚をつかめた?
高く飛ぶっという意識より、最高到達点でボールを取るという意識をしています。なのでジャンプのタイミングというところから練習しています。