女子ラグビー日本代表は、23日、女子ラグビーワールドカップ・イングランド大会のスコッド32名が発表され、いよいよ本大会に向け最終調整に入る。メンバー発表会見後に行われた選手取材から選手のコメントを紹介する。今回はフロントローの3人、2度目のワールドカップ出場となる、PR加藤幸子、HO谷口琴美(横河武蔵野アルテミ・スターズ)、PR北野和子(PEARLS)。前回大会の悔しさを経験している3人が今大会に向けた意気込みとは。
PR 加藤幸子

加藤幸子
今はコンディションが万全ではなかったので出場する機会を得ることができなかったんですけど、ワールドカップ本番に向けてはベストなパフォーマンスを目指していきたい。大した怪我ではないんですけども、リハビリで練習から外れていました。
――海外でプレーした経験はどう生かされている?
試合数も多かったので、大きな相手に対してたくさんプレーができたので、ワールドカップで恐れることなくプレーできるかなと思います。2試合目のニュージーランド戦は、自分が所属していたチームのスタジアムでもあるので、芝の感じとかわかっています。
イングランドのラグビーが強い理由が、ラグビーにだけあるんじゃないなというは感じていて、ラグビー以外の時に、ラグビーを忘れて、普通に生活していますし、ラグビーは生活の一つなんだなというのは感じました。

昨年11月の女子15人制大会にて
日本にいたときはオフの日の1日はラグビーの試合を見たりしていたんですけど、イングランドの人は、オフの日はラグビーを見ないで好きなことをして、好きな物食べていました。そういう切り替えができましたね。こんな感じでいいんだ、ずっとラグビーに縛られない方がむしろいいんだと。