いよいよ開幕!太陽生命ウィメンズセブンズ2024・北九州大会前日会見 | ラグビージャパン365

いよいよ開幕!太陽生命ウィメンズセブンズ2024・北九州大会前日会見

2024/04/05

文●編集部


太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024の開幕会見が5日、第1戦北九州大会の会場となるミクニワールドスタジアムで開催された。

会見にはリオ五輪サクラセブンズ監督を務めた浅見敬子・日本協会副会長、特別協賛社として大会誕生から支えている太陽生命の池田久幸常務取締役、そして大会に参加する12チームからキャプテン・代表者が参加した。


各チームの代表者の抱負、自チームの特徴、スローガン、注目して欲しい選手を紹介する。

ながとブルーエンジェルス(昨年総合1位) 藤崎春菜キャプテン

ながとブルーエンジェルス・藤崎春菜キャプテン

ながとブルーエンジェルス・藤崎春菜キャプテン



「今年のチームのスローガンはUFC Mountain。Unite=繋がりを持って、Fight=戦って、Character=個性を出して、自分たちの目標の山を登るという意味です。去年は優勝したけれど、今年はチャレンジャーとして、もっともっと上へ行くために日々努力しています。
注目して欲しい選手は室越香南。キレキレのステップと低いタックルが魅力的です。に注目してください」


日本体育大学女子ラグビー部(昨年総合2位)樋口真央キャプテン

日本体育大学女子ラグビー部・樋口真央キャプテン

日本体育大学女子ラグビー部・樋口真央キャプテン



「私たちの強みは運動量と組織力です。今年は身体の小さい選手が多いですが、組織力と走り続ける運動量で、昨年獲得できなかった総合優勝に向けて、新入生も加わって精一杯頑張ります。
今年のスローガンは『翔 群青(あお)に染める』です。翔の字には「勝つ」「笑う」という意味もあって、勝って笑って、スタジアムを群青に染められるように頑張ります。
注目して欲しい選手は1年生の谷山三菜子。昨年までチャレンジチームで培ってきた技術で、日体大に新しい風を吹かせてくれています。注目してください」


東京山九フェニックス(昨年総合3位)中島涼香共同キャプテン

東京山九フェニックス・中島涼香共同キャプテン

東京山九フェニックス・中島涼香共同キャプテン



「昨年は3位に終わったので、今シーズンは1位になれるよう、新加入したメンバーといっしょに頑張っています。北九州大会では初出場のメンバーも多くいるフレッシュな布陣で頑張ります。
今季のスローガンは「One Team」です。今は10sのメンバーが香港に行っていて、サクラセブンズのメンバー、オーストラリアの15人制に行っているメンバーといるけれど、10sの練習にセブンズの選手が入ったり、セブンズの練習に10sのメンバーが入ったりして、One Teamとしてやってきました。
注目して欲しいのは増田結。太陽生命シリーズではいつもWTBでプレーしてきましたが、今季はFWで出場しますので注目して欲しいです」

ナナイロプリズム福岡(昨年総合4位) 小笹知美キャプテン

ナナイロプリズム福岡・小笹知美キャプテン

ナナイロプリズム福岡・小笹知美キャプテン



「今年は一発でトライを取り切る選手がいない中で、全員で取り切るナナイロラグビーを実現できるようにしたい。北九州大会はホームの声援を背に良い結果を出したい。
今年のスローガンは『Break Through』。去年より上へ、からを破って上っていくことを目指します。
注目して欲しい選手は山領一花。言葉にするのは難しいですが、見ていてワクワクするラグビーをしてくれます」

三重パールズ(昨年総合5位) 末結希共同キャプテン

三重パールズ・末結希共同キャプテン

三重パールズ・末結希共同キャプテン



「三谷咲月と2人で共同主将を務めます末です。今年はパールズとして2021年エコパ大会以来の優勝と、初の総合優勝を目指して、日々自分たちの限界を突破して、熱くてワクワクするラグビーをお見せしたいと思います。
今年のスローガンは、私たちも『Break Through』で、私たちの方が先に決めたと思います(笑)。チームの一人一人が自分の限界を突破しよう。過去の負けを振り返ると、相手に負けたと言うよりも自分に負けたことが多かった。どんなときも100%の力を出してディフェンスを破る、限界を突破します。

私たちの強みは1人1人が違う良さを持っていること。違う良さを持った選手がひとつのチームになってプレーすることです。注目して欲しい選手は、今シーズンを最後と決めている保井沙予です。熱いトライをたくさん取ってくれると思います!」


横浜TKM(昨年総合6位) 永岡萌キャプテン

横浜TKM・永岡萌キャプテン

横浜TKM・永岡萌キャプテン



「昨年は総合6位に終わってしまいましたが、今年は総合優勝を目指して、外国人選手、日本人選手がたくさんいる中で、一体感を持ったプレーをみせられるようにしたいです。
今年のスローガンは『AWESOME TOGETHER』。15人の選手とセブンズの選手が別れて活動していたりもするけれど、その中でもチームが一丸となって練習して、活かせるようにしてきました。
注目して欲しい選手は新加入のグレース・スチュワートです。ボールを持ったときの瞬間の速さがすごくて、アタックでもディフェンスでも起点になってくれます」


アルカス熊谷(昨年総合7位) 小出深冬キャプテン

アルカス熊谷・小出深冬キャプテン

アルカス熊谷・小出深冬キャプテン



「昨年は総合7位に終わって、すごく苦しんだシーズンでしたが、その悔しさから目を背けずに、真摯に向き合って過ごしてきました。新人も15人入って、総勢45人という大所帯にになって、お互いに常に遠慮なく指摘しあいながらチームを作っていきたい。
スローガンは『Rise as One』としました。漢字では『頂・結』の2文字です。もう一度アルカスがチャンピオンになれるよう、具体的にはフィジカルとクイックネスをキーワードに、ファイとして負けないことと、展開の速さ、アクションスピードで勝負したい。
注目して欲しいのは山田晴楽。太陽生命シリーズには初出場になりますが、若くてエネルギッシュで、パワーもランもあって、多様なスキルも持っている。注目してください」


追手門学院VENUS(昨年総合8位) 松井香保里キャプテン代理

追手門VENUS・松井香保里キャプテン代理

追手門VENUS・松井香保里キャプテン代理



「今年のチームは粘り強いディフェンスとチャレンジするアタックの2つを強みとしてチャレンジしたいと思っています。
私たちも去年の9月に新チームをスタートしたときに『Rise as One』とスローガンを立てて、VENUS一丸となって上を目指します。

注目の選手は松田向日葵です。ポジション的に(SO)、ラン、キック、ゲームメークもできる。松田のゲームメーカーぶりに注目して欲しいです」



自衛隊体育学校PTS(昨年総合9位) 平山愛キャプテン

自衛隊体育学校VENUS・平山愛キャプテン

自衛隊体育学校VENUS・平山愛キャプテン



「今シーズン、衣食住をともに過ごしている仲間と大会に臨みます。自衛隊ならではの手信号も試しに使ったりしながら、会場を盛り上げたいです(笑)。
スローガンは『Fight On』。戦い続ける1年間にしたい。強みも戦い続けること。個人個人の強靱なメンタルで、どんなときにも屈しない、自分たちの置かれている状況を見て諦めない姿勢で戦い続けます。


注目選手は葛西杏奈です。長身(173㎝)でトライも量産する選手ですが、それだけでなく面白い。芸人並みのお笑いセンスの持ち主なので、ラグビー場以外でも盛り上げてくれます」

チャレンジチーム(昨年総合10位) 西夏穂・北九州大会キャプテン

チャレンジチーム・西夏穂北九州大会キャプテン

チャレンジチーム・西夏穂北九州大会キャプテン




「私たちは限られた時間の中で、細かいところまでこだわって、練習時間以外も取り組んでいます。強みはチーム一人一人のアタックと、低く粘り強いディフェンス。そして、チャレンジチームのジャージーが新しくなったので注目してほしいです。
チームの目標はアタックでもディフェンスでもみんなハードワークをして、相手よりも早く動き出すことを大切にして練習してきました。

注目して欲しい選手は寺谷芽生です。力強いフィジカルと試合中の運動量に注目してください」


日本経済大AMATERUS(昨年総合11位) 安永佳奈キャプテン

日本経済大学・アマテラス 安永佳奈キャプテン

日本経済大学・アマテラス 安永佳奈キャプテン



「個人の特徴を生かしたアタックを強みとして、この1年間目標を持ってやってきました。今回は地元の北九州でプレーできることを楽しみながら、レベルの高いチームとのプレーをお見せしたいです(安永キャプテンは東筑高出身)。
スローガンは『White Pride』。白いジャージーを着ることにプライドを持って試合に臨もうということです。
チームの強みは個人の判断力を生かしたアタック、それぞれの特徴を生かして戦っていきます。

注目して欲しい選手は原田紗羽。アタックでもディフェンスでもよく動いて、楽しいラグビーを体現してくれる選手です。今回は地元開催と言うことで大勢の人が応援に着てくれると思うので、普段の力を出せるようにしたい」

横河武蔵野アルテミ・スターズ(昨年総合14位・入替戦勝者)山本和花キャプテン

横河武蔵野アルテミ・スターズ 山本和花キャプテン

横河武蔵野アルテミ・スターズ 山本和花キャプテン



「昨シーズンは総合14位という悔しい思いをしましたが、入替戦で優勝して、またこの大会に参加できることを嬉しく思います。チャレンジャーとして何も恐れず、前向きに、果敢にアタックでもディフェンスでも頑張りたい。
チームのスローガンは『全員でやり抜く』。どんなにキツい試合でも全員でやり抜こう、自分たちの心に負けないで戦い抜きます。
強みは全員で走り切ること。


注目してほしい選手は小川愛夢(あゆむ)です。外見は可愛らしいけど性格は強気で、チーム一の俊足で、トライを取りきる選手です。注目してください。






太陽生命ウィメンズセブンズ2024・北九州大会試合日程

<プール分け>

POOL A
ながと
TKM
アルカス
アルテミ・スターズ

POOL B
日体大
パールズ
追手門
アマテラス

POOL C
山九フェニックス
ナナイロ
PTS
チャレンジ

<1日目>

9:30 TKM - アルカス
9:52 ながと - アルテミ・スターズ
10:14 パールズ - 追手門VENUS
10:36 日体大 - 日経大アマテラス
10:58 ナナイロ - PTS
11:20 山九フェニックス - チャレンジ

12:04 TKM - アルテミ・スターズ
12:26 ながと - アルカス
12:48 パールズ - 日経大アマテラス
13:10 日体大 - 追手門VENUS
13:32 ナナイロ - チャレンジ
13:54 山九フェニックス - PTS

14:38 アルカス - アルテミ・スターズ
15:00 ながと - TKM
15:22 追手門VENUS - 日経大アマテラス
15;44 日体大 - パールズ
16:06 PTS - チャレンジ
16:28 山九フェニックス - ナナイロ

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