ながとブルーエンジェルスが2大会ぶりの優勝!常勝集団、5位からの復活 | ラグビージャパン365

ながとブルーエンジェルスが2大会ぶりの優勝!常勝集団、5位からの復活

2024/05/06

文●編集部


5月5日、6日、女子ラグビーの日本一を決めるサーキットシリーズ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024・鈴鹿大会」が行われ、ながとブルーエンジェルスが2大会ぶりの優勝を飾った。前回の熊谷大会では日本体育大学女子ラグビー部に準々決勝で敗れ、連勝記録が33でストップした「常勝集団」は今大会でしっかり復活を果たした。

ファイナルの相手は東京山九フェニックス!は2トライを決められた後の逆転劇

ファイナルは東京山九フェニックスとの一戦となった。前半フェニックスに2トライを奪われ流れを取られたながとだったが、4分に新野由里菜がトライを返すと、前半終了間際、アマーリ・ハラのブレイクから再び新野がトライを決め同点に。プルーニー・キヴィットのコンバージョンも決まって14-12と逆転して前半を終えた。

アマーリ・ハラのゲインから

アマーリ・ハラのゲインから


ラックを作り

ラックを作り


新野由里菜がブレイク

新野由里菜がブレイク


インゴールまでキャリーしトライ、12-12

インゴールまでキャリーしトライ、12-12


プルーニー・キヴィットのコンバージョンが決まって14-12と逆転

プルーニー・キヴィットのコンバージョンが決まって14-12と逆転


後半の入り、プルーニーが裏のスペースへボールを蹴り込むと反応したアマーリがキャッチしてトライ。さらに4分、プルーニーが再び裏へショートパント。そのボールをフェニックス・野原みなみとプルーニー自らチェイスするもふたりとも確保できず、乱れたボールが新野の手中に。新野がそのままインゴールまで走り抜けトライ。28-12と勝利を近づけた。

アマーリ・ハラが後半開始早々にトライ

アマーリ・ハラが後半開始早々にトライ


プルーニーが裏のスペースへショートパント

プルーニーが裏のスペースへショートパント


プルーニーと野原がボールをチェイスするも・・・

プルーニーと野原がボールをチェイスするも・・・


ふたりとも確保できず、跳ねたボールを

ふたりとも確保できず、跳ねたボールを


新野由里菜が確保

新野由里菜が確保


新野が走りきりトライ

新野が走りきりトライ



後半から出場したジラワン・チュトラクンが仕上げのトライ

後半から出場したジラワン・チュトラクンが仕上げのトライ


後半フェニックスも必死の反撃。野原みなみの突進

後半フェニックスも必死の反撃。野原みなみの突進


サバナ・ボッドマンが前に出る

サバナ・ボッドマンが前に出る


サバナがギャップを突いて

サバナがギャップを突いて


右隅にトライ

右隅にトライ


ながとが2大会ぶりの優勝

ながとが2大会ぶりの優勝


健闘を称え合う両チーム

健闘を称え合う両チーム




またMVPには決勝戦で3トライ、今大会6トライを決めた新野由里菜(ながとブルーエンジェルス)が選ばれた。




鈴鹿大会最終順位

1位 ながとブルーエンジェルス

ながとブルーエンジェルス

ながとブルーエンジェルス



2位 東京山九フェニックス

東京山九フェニックス

東京山九フェニックス



3位 パールズ

パールズ

パールズ



4位 日本体育大学ラグビー部女子

日本体育大学ラグビー部女子

日本体育大学ラグビー部女子



5位 YOKOHAMA TKM

YOKOHAMA TKM

YOKOHAMA TKM



6位 アルカス熊谷

アルカス熊谷

アルカス熊谷



7位 ナナイロプリズム福岡

ナナイロプリズム福岡

ナナイロプリズム福岡



8位 自衛隊体育学校PTS

自衛隊体育学校PTS

自衛隊体育学校PTS



9位 追手門学院大学女子ラグビー部VENUS

追手門学院大学女子ラグビー部VENUS

追手門学院大学女子ラグビー部VENUS


10位 横河武蔵野アルテミ・スターズ

横河武蔵野アルテミ・スターズ

横河武蔵野アルテミ・スターズ



11位 日本経済大学女子ラグビー部アマテラス

日本経済大学女子ラグビー部AMATERUS

日本経済大学女子ラグビー部AMATERUS



12位 チャレンジチーム

チャレンジチーム

チャレンジチーム




シーズン総合順位(第3戦終了時点)

ポイント数で、ながとブルーエンジェルス、東京山九フェニックス、パールズの3チームが52で並んだ。最終花園大会で優勝はもちろん、ポイント数あるいは、得失点差で上回れば総合優勝が決まる。

1位 東京山九フェニックス 52ポイント(得失点差347)
2位 ながとブルーエンジェルス 52ポイント(得失点差344)
3位 パールズ 52ポイント(得失点差282)
4位 日本体育大学ラグビー部女子 38ポイント
5位 YOKOHAMA TKM 36ポイント
6位 ナナイロプリズム福岡 30ポイント(得失点差32)
7位 アルカス熊谷 30ポイント(得失点差-5)
8位 自衛隊体育学校PTS 22ポイント
9位 追手門学院大学女子ラグビー部VENUS 11ポイント
10位 横河武蔵野アルテミ・スターズ 9ポイント
11位 チャレンジチーム 6ポイント
12位 日本経済大学女子ラグビー部AMATERUS 4ポイント

今シーズンは最下位(チャレンジチームを除く)のチームが自動降格(*入替戦は行われない)という規定のため、追手門、アルテミ、アマテラスの3チームによる残留をかけた戦いにも注目したい。

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