サクラフィフティーン、今大会初勝利をかけウェールズに挑む! | ラグビージャパン365

サクラフィフティーン、今大会初勝利をかけウェールズに挑む!

2024/10/09

文●編集部


10月9日、女子15人制日本代表は11日(金)に行われるWXV2・ウェールズ代表との試合登録メンバーを発表した。

女子15人制日本代表 WXV2 ウェールズ戦試合登録メンバー

*カッコ内の数字はキャップ数


1 加藤 幸子(横河武蔵野アルテミ・スターズ)(27)
2 谷口 琴美(横河武蔵野アルテミ・スターズ)(22)
3 北野 和子(MIE PEARLS)(17)
4 佐藤 優奈(東京山九フェニックス)(19)
5 吉村 乙華(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)(24)
6 川村 雅未(-)(18)
7 長田 いろは ◎(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)(36)
8 齊藤 聖奈(MIE PEARLS)(46)
9 津久井 萌(横河武蔵野アルテミ・スターズ)(37)
10 大塚 朱紗(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)(30)
11 今釘 小町(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)(28)
12 弘津 悠(ナナイロ プリズム福岡)(12)
13 古田 真菜(東京山九フェニックス)(32)
14 松村 美咲(東京山九フェニックス)(9)
15 西村 蒼空(MIE PEARLS)(16)
16 公家 明日香(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)(17)
17 峰 愛美(日本体育大学ラグビー部女子)(9)
18 永田 虹歩(MIE PEARLS)(25)
19 細川 恭子(MIE PEARLS)(14)
20 ンドカ ジェニファ(北海道バーバリアンズディアナ)(10)
21 阿部 恵(ARUKAS QUEEN KUMAGAYA)(27)
22 山本 実(YOKOHAMA TKM)(33)
23 小林 花奈子(横河武蔵野アルテミ・スターズ)(16)

レスリー・マッケンジーHC

――スコットランド戦について。負けはしたものの粘り強いディフェンスと、攻撃でも得点には繋がらなかったものの敵陣での時間が作れていたので試合内容は良かったのでは


ディフェンスのところではどう取り組むべきかにすごくフォーカスして試合に臨みました。その中でも、何度でも何度でもディフェンスをする、フィジカルにいくというところ、ブレイクはされないというところ3フェイズをしっかり遂行しました。その部分ではすごく自信をもってやることができた結果になった。

そのあと、取るべきところで取れなかったりした部分はあったんですけど、昨年スコットランドと対戦したときは簡単に相手に得点をあげてしまったというところに比べると、堅くいけたことは非常に収穫でした。

私たちにとってセットピースが安定してきたことは有利さに繋がってきていると思います。それによって私達のキックゲームやアタックでのマインドセットというところに強い気持ちを持てるようになった土台になっていると思います。


――ウェールズ戦に向けて


今までうまくできているところはもう一度うまくやっていきたい。それはスコットランド戦でもそうですし、その前の南ア戦でも同じですが、テリトリーをしっかりとコントロールする。正しいエリアで、プレーすべきエリアでプレーすることができていないと私達が代償を払うことになってしまいますし、規律の部分、ディシプリンの部分もしっかりと守っていかないといけない。

――初勝利をかけた試合になります。選手たちにとってはプレッシャーがかかる試合にもなるかもしれません。この状況をHCとしてどう捉えていますか。


誰もがこうなったらどうしようとか不安になることがあると思います。ですが、それを考えるのは時間の無駄だと思っています。だからこそ、自分たちができる可能性というものに目を向けてやっていきたいと思っています。そういったことをこれから1時間後にチームミーティングがあるのでそこでも選手たちに話すつもりです。


――ワールドカップに向けてもっと大きなスコッドで臨みたいか


すごく今はシンプルだと思っています。トレーニングでしっかり示せば、ゲームでのジャージを手にすることができる。何人かの選手はずっとプレーしつづけることを申し訳なく思って譲り合ったりしてしまうような結果も時にみられます。

時間を分け合うことがよいことだと感じる選手もいます。ですが、ここで強調したいのはトレーニングの中でのパフォーマンスが良ければ自然とジャージが与えられるということを強調したい。

トレーニングの質の重要性というのを何度でも強調していかないとけない。お互いに一緒にいる時間が長いからこそ、お互いにトレーニングをしあうからこそ、自分のチームメイトに対してチャレンジをしっかりすることで、トレーニングの質も上げていく決定的な要素になってくると思います。

そういった要素によって今試合に出場する選手たちが選ばれているわけなんですが、同じような名前が載っていることによって、私達はしっかりとしたコネクションが選手たちの中にうまれています。それによってモメンタムが生まれ、コネクションができています。そういった一体感をもって戦っていきたい。


そのつながりというのは、練習の中で相手チーム役で練習している選手たちの準備の部分からもでてきています。彼女らは仮想相手となるために驚くべき努力を払って、準備をして、やってくれてます。そうしたことがチームのパフォーマンスを見た時にスコッドの23人だけでなくそういった相手役の選手も含めた全員の努力が試合に表れています。

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