第7回全国U18女子セブンズは15-16日の2日間、熊谷ラグビー場で行われ、関東学院六浦の2年連続3回目の優勝で幕を閉じた。
RUGBYJAPAN365では大会2日間32試合をフル取材。日本協会公式記録を集計した個人ランキングと、本誌選出ドリームセブンをお届けする。
トライランキング
1 木川 海 (宮城Dianate) 7T
2 藤原 郁 (京都成章) 6T
2 ナイヤガ レイラニ(ORYGINA NIIGATA)6T
4 松下 優花 (北海道選抜) 5T
5 齋藤 紗葉 (関東学院六浦) 4T
5 石垣未夏美 (京都成章) 4T
5 辻 あかり (追手門学院) 4T
5 遠藤 夢佳 (四日市メリノール)4T
5 五島 凛音 (桐蔭学園) 4T
5 寺山 文 (アルカスユース)4T
トライ王に輝いたのは初出場を果たした宮城Dianateの木川海。太陽生命ウィメンズセブンズシリーズのチャレンジチームでも3大会で12トライをあげた決定力を見せつけた。準優勝した京都成章の藤原郁主将とORYGINA NIIGATAのナイヤガ レイラニが1差の6トライで2位に入った。
得点ランキング
1 木川 海 (宮城Dianate) 35=7T
2 大内田葉月 (福岡レディース)33=3T9c
2 細川 優那 (ORYGINA NIIGATA)33=3T9c
4 田中 亜美 (京都成章) 31=3T8c
5 藤原 郁 (京都成章) 30=6T
5 ナイヤガ レイラニ(ORYGINA NIIGATA)30=6T
7 松下 優花 (北海道選抜) 29=5T2c
8 五島 凛音 (桐蔭学園) 26=4T3c
9 中原 花美 (追手門学院) 25=3T5c
10 早坂 美伶 (宮城Dianate) 24=2T7c
トライ王の木川が35得点で得点王も獲得。2冠に輝いた。2点差33点の2位タイには福岡レディースを牽引した大内田葉月主将とORYGINA NIIGATAの細川優那の2人が32点で、さらに2点差31点の4位には京都成章の田中亜美が入った。
一方で、大会を通じて多くのチームで正面のコンバージョンを失敗するケースが目立った。得点ランク上位のキッカーも大内田と細川は15回蹴って9本成功の.600、田中は同じく15回蹴って8本成功の.533と決して高くはなかった。ゼネラルキックの活用法、オプションの多さは大きく進歩しているのは今大会で見られたポジティブな傾向だったが、ゴールキックの精度が向上していないのは気になった。
ドリームセブン 齋藤 紗葉(さいとう・すずは)
関東学院六浦 3年 168/62(杉並RS-小金井RS)
準決勝の追手門学院戦で1トライ、決勝の京都成章戦では2トライ。優勝した関東学院六浦にあってDAY2チーム最多の3トライをあげた。才能集団・関東学院六浦にあって、派手さはないがタフに走り続け、外のスペースを走り切る。
「食が細いのですが、この1年は間食を増やして体重を増やしました」という地道な努力が強く速いランニングに結実した。
全国U18セブンズには3年連続の出場。