花園大会直前SP・堀川侑愛、吉野舞祐、徳永結羽、TKM、ナナイロプリズム福岡、追手門学院VENUS | ラグビージャパン365

花園大会直前SP・堀川侑愛、吉野舞祐、徳永結羽、TKM、ナナイロプリズム福岡、追手門学院VENUS

2024/05/24

文●編集部


女子ラグビーの日本一を決める「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024・花園大会」が25、26日の2日間にわたって、大阪・花園ラグビー場で行われる。ここまでの結果で、ながとブルーエンジェルス、パールズ、東京山九フェニックスの3チームが総合ポイントで並ぶ激戦となっている。最終戦を前に、第3戦鈴鹿大会終了後にインタビューした3選手のコメントを紹介する。


YOKOHAMA TKM 堀川侑愛―鈴鹿大会ではプール戦2位で通過も準決勝で敗れ総合5位、



――鈴鹿大会を振り返ると


初日2位で終えて、迎えた2日目の初戦は勝たないと行けない状況で自分たちの気持ちのちょっとした弱さであったり、相手のプレッシャーを受けたところがまだまだ甘かったなと思います。


――自分のパフォーマンスについては

細かいプレーをもっとこだわりたいところがあるんですけど、悪くはなかったかなと思います。




――本来のバチバチやるプレーが見れましたが


気持ち的にも思い切って伸び伸びやれている感覚はあります。昨シーズンよりは冷静に自分なりにもこういうプレーをしようというふうに常に考えて動けています。


――練習時間はどのくらい取れていますか


週3回、3時間程度。学生の頃に比べると全体練習の時間は取れています。個人の練習も次bんでトレーニングメニューを作れているので、意外と取れていると思います。職場のみなさんもすごく支えていただいています。



――今シーズン、アタックでもディフェンスでもTKMが良くなった要因は?


これはもう15人制のときからすごく意識的に変えたことなんですけど、やっぱり規律を守るという部分で一人一人が自分の役割をしっかり果たして、ディフェンスでもずっとコネクトしようというのはずっと言い続けてやってきたことがでているのかなと思います。


――前回、熊谷大会では3位という結果でした。表彰台に登るには?


やっぱり厳しい戦いを勝ち抜いていかないと行けない場所だと思っているんで、一戦必勝。勝たなければならない試合を勝ちきりたいです。

ナナイロプリズム福岡 吉野舞祐 サクラセブンズから戻ってきて今大会も出場。チームは総合7位



――サクラセブンズから戻ってきて、ナナイロでのプレーは?


日体大引退して、初めての太陽生命だったので、チームも変わったのでいろんなことが変わりました。戦術もそうだし、流れとかも。すごいいい刺激になった2日間だったなと思います。

チームに戻っていたのは2週間くらい前です。怪我をして戻ってきてしまったので、練習に合流したのは今週からです。ナナイロのチーム像としては個人の強みを活かしてそれぞれが仕掛けるという、自分の持ち味を生かしたラグビーをするので、自分も強みを出しながら大会を通じてチームに貢献できたかなと思っています。



――怪我の状況は?


自分的にはほぼフルに近い状態まで持っていって大会に臨みました。まだこれからちょっとずつコンディションをあげていけるようにしたいです。


――オリンピックに向けたサクラセブンズの状況はどうですか?


遠征いっているメンバーも行ってないメンバーも全員サクラセブンズの一員としてやること統一してやっているので、今は誰が試合に出てもやるべきことができているので、最近の結果にも試合につながっているなと思います。


日本人はやっぱり体格では世界には勝てないので、1秒でも速く立って、1秒でも相手より速く動いてというそのベースを東京オリンピックが終わって新チームになって、ずっとコツコツ積み重ねてきたのでチームに浸透できているなと思いっます。


――世界と戦うことで何か変わったことは?


プレーはあんまりよくわからないですけど、気持ちの部分で、相手よりスピードも体格も劣る中で自分がどれだけ強い体を当てられるかとか、気持ちで負けないプレーが少しずつ大会を通じて出てきているというのは、色んな人から言ってもらえるようになったので、そこは成長できているところかなと思います。



――世界の舞台は慣れましたか?


結構ワールドシリーズに出してもらっているので、ちょっとずつ慣れてきているんですけど、まだ自分はそんなにプレータイムが長いわけではないので、強みをいかして、もっと長く試合に出れるようにしたいですね。



――中村知春(GM)さんの誕生日のときに取られたSNS用の動画おもしろかったです。


結構バズりましたね(笑)。かなり恥ずかしかったんですけど。




――大橋(聖香)オギャーと泣いたとき、千春さんは高校生


めっちゃおもろいですよね。


――改めて千春さんはレジェンドですね。


プレーもそうだし、気持ちの面でも世界と長く戦ってきて、長く代表のジャージを来てプレーしているので、すごくいろんな面で尊敬します。


――ナナイロに入ったのは、千春さんやいろんな先輩がいたということも一つの理由だったんですか?


地元が福岡なので、ナナイロでプレーしたいなという思いもありましたし、昨年ナナイロの試合を見て千春さんとか(日体大の)先輩である永田花菜さんが活躍しているのを見て、このチームのラグビーを自分もやりたいなと思って。

来年はオリンピックも終わって落ち着くので、千春さんと一緒に出て太陽生命優勝したいなと思います。

追手門学院大学VENUS 徳永結羽 トップ8入りの壁を打ち破れるかチームは総合9位



――鈴鹿大会を振り返って


1試合目、2試合目はチャレンジングで、アタックもディフェンスも頑張ろうと話をしていて、点差が縮まっても勝ちきれない試合になってしまいました。やっぱり勝ち負けできまってしまうので、勝ちきれないのは課題に感じてます。

1日目の3試合目は暑さもあって全然足が動かない感じの状況になっちゃって、声も出せなくてコミュニケーションもとれなくて、チームとしてのディフェンスがあんまり出来かなったです。2日目はしっかり切り替えてやろう、というのを夜に話しをしてアップからみんなで、声をあげて笑いもありながら、みんな喋りあって結構いい雰囲気で試合に臨めたのでいい結果が出たかなと思います。


――いい時は接戦に持ち込む場面が今シーズン何回か見られました。でも勝ちきれないという状況ですよね


勝ち切るためにプレーが切れるたびに集中を切らすんじゃなくて、ずっと継続して集中するということはみんなで声かけ合ってやっているんですけど、コンディションとか環境とかに左右されている部分があるんで、そおこは学校に帰って、暑い中でも走り切るとか細かいところを改善していかないといけないと思っています。


――キャプテンから厳しい言葉もかける?


厳しいことをいうことに慣れてなくて、自分的に。言うことはいうんですけど、「ここ駄目や」というだけでなく、駄目だけじゃなっくてプラスにこうしたらもっと良くなるというのを全員が声出して、気付いた人から注意して、次こうしていこうみたいな提案も一緒に伝えることは意識しています。


――VENUSにとっては「ベスト8の壁」どうやって打ち破っていきますか?


1日目は得失点とかも関わってきて、勝ちだけじゃ多分上にあがれるほどの甘い戦いじゃないと思うんで。しっかり点をとるというのと、外国人選手とか他のチームにはいて、それに対して私達は体が小さいので勝てる部分、1対1でなく、2人でカバーしたり、しっかりコネクトするという部分を徹底して、自分たちのアタックの流れにもっていって、「VENUSラグビー」を貫いていけたらいいかなと思っています。


――VENUSといえば、応援ボードですが、徳永さんのコピーは?


「泣き虫ランナー」です。よく泣いてしまうんです(笑)。


――ちなみに一番おもしろいのは?


今いないですけど、須田倫代の「出っ歯ステッパー」です(笑)。


――出っ歯じゃないですよね?


今は矯正していて綺麗なんですけど、ずっと矯正していて。昨日とかもビデオ通話して、4年生4人で。明日頑張ってというのをめっちゃいってくれたりとか、Youtube見て応援してくれているのでまた頑張ります。


――本当に本人は喜んでいる?


喜んでますよ。いい響きなんで。

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