「まだ終わらない」その言葉は多くのジャパンの選手が、試合後のミックスルームで口を揃えて発した言葉だ。13日、ラグビー日本代表はスコットランド代表に勝利。プール戦を4戦4勝で決勝トーナメント進出を決めた。目標を達成したジャパンにみなぎる「自信」そしてこのワールドカップを心の底から楽しんでいる。FLピーター・ラピース・ラブスカフニはサモア戦にはゲームキャプテンを務めた。
チーム全員がリスペクトする人格者に話を聞いた。
「今はこの勝利を喜びたい。明日から切り替えて自分たちを信じて南アフリカに挑みたい」
――決勝トーナメント進出しました
本当に本当に嬉しい。この結果を得るために多くの時間を費やしてきました。選手たちだけでなく、スタッフ、コーチ全員が一つの方向に向かって準備をしてきました。それぞれが、今自分が何を成し遂げなければならないかを理解し、そのために全力を尽くしたと思います。
そして、勝利できることを全員が信じていました。23人だけでなく、スコッドには入れなかったメンバーも全てがこの結果を出すためにそれぞれの役割を果たしてくれたからこと今日の結果があると思います。
今夜は本当にこの勝利を喜びたい。そしてクウォーターファイナルは南アフリカです。自分たちを信じてゲームに向けて週明けから準備をしていきます。
――試合後、布巻選手がチームに加わって記念写真をとっていました。
彼は本当にチームのために尽くしてくれました。彼がピッチに来てくれたことはとても嬉しかったですし、一緒に写真がとれたことは本当に楽しかったです。実はゲームの前に、スコッドには入れなかった仲間たちがビデオをつくってくれそれを見ました。それをみて23人だけじゃなく、これまでこのチームのために一緒になって努力を積み重ねてきた仲間を思い出しました。