ジェイミージャパンことラグビー日本代表は16日、神戸でイタリアとの第2戦を迎える。FLで先発の徳永祥尭は、サンウルブズでの経験を経て成長したメンタル面とフィジカル面を活かして「まずは明日のイタリア戦で勝利するために全てを出し切る」と話した。
――関西学院高校、関西学院大出身であるFL徳永選手の地元・神戸で、しかも初テストマッチを迎えます。
先発で出られてうれしい。自分は関西に帰ってきたら、高校や大学に顔を出すようにしています。コーチとか監督からも連絡来ます。憧れてくれる子もいるので恥ずかしいプレーはできないですね。ボールを持った時に、前に出てオフロード(パス)をして、つなぐチャンスになるプレーをしたい。ディフェンスはFWがどんどん前に出てくると思うので、そこを破られないようにチームでしっかり守りたい。
――ハイブリッド芝の感想は
思ったより刺さるかな。(スクラムコーチ長谷川)慎さんから(スクラム時)刺さりすぎるので、ポイント短めにした方がいいんじゃいかと話があった。一本スクラムを組んできたけど、スターティングメンバーはしっかり前に出れていて、イメージとして良かった。いい感触だった。
――1戦目に勝利してチームに浮ついた雰囲気はないのでしょうか?
(今週の)最初のミーティングでジェイミーが「今週は嵐がやってくる」ぞと。僕らがダブルスコアで勝って、相手はプライドをもって、どんどん体をぶちあててくる。何より連勝したいという気持ちが強いので引き締まっている。