ラグビー日本代表が世界の列強と連戦するリポビタンDツアー2025の遠征第2戦・アイルランド戦が8日、ダブリン・アビバスタジアムで行われた。序盤こそ10-17と僅差で折り返すも、後半、4つのトライを奪われ、10-41で2019年ワールドカップ以来の勝利を収めることができなかった。試合後のエディー・ジョーンズHCとワーナー・ディアンズキャプテンのコメントを紹介する。
エディー・ジョーンズHC

エディー・ジョーンズHC
――前半は非常に良かったが、後半は、やや勢いが落ちてしまった
残念な結果となりました。前半は勝利をつかめる可能性が十分にある状況でした。おそらく、ハーフタイムには若干のモメンタムが我々の方に向いていたでしょう。アイルランド代表はWTBストックデールがシンビンとなっていたため、自分たちは最初の10分間でその優位性を活かし、アイルランドに本格的なプレッシャーをかける必要がありました。特にアイルランド代表がホームで戦う状況ではなおさらです。
50分時点では、さらにリードを広げる可能性がありました。アイルランド代表には大きなプレッシャーがかかっていましたが、我々はシンビンの機会を活かせませんでした。そして、ご存知の通り、試合に消極的になったのか、最後の30分間で著しくモメンタムを失い、良い位置で多くのボールを失い、相手チームにチャンスをたくさん与えてしまいました。
――スクラムやルーズボールへの反応、多くのペナルティーを与えてしまったことについては南アフリカ代表戦の課題がまだ修正できていない?

