31日、ラグビー日本代表・ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが6月から始まる合宿、テストマッチについて会見を行った。6月から始まる合宿の狙いは「テストマッチラグビーの準備」。リーグワンで戦ってきた選手たちのスタンダードを引き上げていくことだ。
また今回、SH流大、HO坂手淳史の共同キャプテン制にした点は「キャプテンとコーチ陣が同じ画を見ているのが重要で、キャプテンのクウォリティーを上げていくことがフランス大会に向けて重要」と話し、二人のリーダーシップ育成に期待を寄せているとした。
藤井雄一郎ナショナルチームディレクター
来年ワールドカップ(W杯)に迫ってこの何年間、コロナ禍の中で強化は難しかった。今後、世界中が違うステージになって、それに乗り遅れないようにしたい。NDS1試合とテストマッチ4試合がある。前回のW杯で、たくさんのお客さんに来ていただいて、応援が選手の力になった。今回も『OneTEAM』をもう1回作り直す意味で。日本全体が盛り上がるように選ばれたメンバーがレギュラーを取りに行って、もう一度、ラグビーの醍醐味を広げてほしい。
ジェイミー・ジョセフHC
まず、メンバーをアナウンスする前に2つのチームについて話をしたい。私たちは新鮮なメンバーを選び、2つのチームで、ウルグアイ代表戦、フランス代表戦に向かっていきたい。ケガがあった選手もいて新しい選手が入ってきて、テストして、新しいチームを作り上げていきたい。