27,381人の大観衆が期待したアイルランド代表との一戦。前半からリード許す展開で苦しいジャパン。後半こそ3つのトライを返すもディフェンスを破られる場面が続き、最終的に7トライを決められ完敗。
2017/06/17
構成●編集部
日本 ジェイミー・ジョセフHC
ボールに対する「貪欲な気持ち」が足りなかった。世界4位のチームに対して自分たちのプランに取り組む。死に物狂いで戦う必要を感じた。
選手たちに貪欲さがなければ大問題だ。プランを返るのか、選手を返るのか考えなければならない。アイルランドのような強いチームに対して14人で立ち向かうことは困難。実際に21失点してしまった。今日の試合で誇れることは若手メンバーがハングリー精神を体現してくれたこと。
日本 堀江翔太キャプテン
残念な結果。自分たちのミスやペナルティーでくるしい展開になってしまった。後半、自分たちのカタチがつくれれば得点できることが証明された。それを前半の頭からできれば僕らのゲームになる。次の試合にむけてしっかりと修正したい。もう1試合できることはとてもラッキーなこと。次の試合にまたいい一週間すごしていきたい。
アイルランド ジョー・シュミットヘッドコーチ
「Good game, good condition」(いいゲーム、いいコンディション)。
昨日のキャプテンズランでは相当暑いと思っていたが今日は思っていたより暑くなかった。前半は強いスクラムでコントロールすることができた。ただ、後半のようにジャパンに時間とスペースをあたえてしまうといかに危険であるかを示していた。
ハイランダーズの試合を含めコーチングスタッフはできるだけジャパンに関する試合を見て、アタックパターンを分析してきた。ジョセフHCとブラウンアタックコーチがジャパンのコーチングをしているので。
アイルランド リース・ラドック キャプテン
とてもタフな試合だった。日本のペースも早かった。後半はかなりプレッシャーを受けてしまったのでその部分については来週にむけてもう一度勝利するために修正しなければならない。