ラグビー日本代表は27日、釜石鵜住居復興スタジアムで「リポビタンDチャレンジカップ・パシフィック・ネーションズ フィジ代表戦に見事勝利しテストマッチ初戦を飾った。ワールドカップ本番に向け順調な仕上がりをみせた試合でMOMに選ばれた稲垣啓太(PR)に試合後話を聞いた。
(ゲームを)コントロールできたのが合宿の成果。ミスもあった。戦術は僕がコントロールするのではない。プランはスタッフが考えた。今、選手とスタッフがコミュニケーション、信頼関係高いし、選手同士も信頼高い。宮崎のときが一番感じた。つらい状況で、どういう選手がどういう声を出すのか。リーダー陣が引っ張った。
(70分)宮崎あっての、人生で一番辛い合宿が、やっぱりここでしっかり結果としてあらわれた。当然、W杯は高温多湿が予想されるし、宮崎合宿が本当に意味があったと実感した。
――タックルについて
フィジーのオフロードを封じるタックルが機能していたことはありましたが、手を上げながらきたボールキャリーに対してはなかなか(うまくいかなかった)。そのときはオフロードしたコースに入るというコミュニケーションは取れていた。つながれていた部分もあったがミスを誘えていたと思います。それは、イコールコースに入れていたんだと思います。相手のパフォーマンスを落としてミスを誘えたということはしっかり成果出せていたかな。