24日、宮崎合宿に参加しているFBメイン平(リコーブラックラムズ東京)がオンライン会見に応じた。メインはこれまでの合宿からリーグワントップ4の選手も合流し、ラグビー自体の強度も高くなったと合宿の現状を話す。自身の強みである、キックやランを活かしてエディー・ジャパンが目指す「超速ラグビー」への適応に意欲を示した。
WTBメイン平(リコーブラックラムズ東京)

メイン平
――日本代表のトレーニングについて
宮崎に入ってから(リーグワン)トップ4のチームの方々も参加して、ラグビー自体の強度もすごく高くなりました。練習も日本代表なので、スキルも菅平合宿とは本当にレベルが上がった感じもしています。
テストマッチの強度に対して、まだ体が作れていない、慣れていないという部分があるので、しんどい練習をすることによって体のキャパシティを大きくできるように、試合をやるうえでは重要だと思っています。
――マオリ・オールブラックス戦、出場するとしたら
まだメンバーも発表されていないのですが、もし出ることがあるのであれば、自分の強みの運動量の部分とキックの部分を武器に試合に臨みたい。
――5月から活動に参加していますが、6月になってエディーHCのアプローチで変わった部分は?
最初、超速ラグビーに対して、自分がやったことがなかったんですが、日に日に慣れてきて、ちょっと余裕ができてきたので、もっとオフザボールの動きでどこでボールをもらうかとか、10番に対して自分もどうアタック参加できるかとか、そういう部分ではプレーの幅が広がっている気がするので、少しずつレベルアップができているのかなと思います。
――基本的にはWTB?
WTBが多いですね。
――宮崎に入ってウェールズを意識してなのか、狭いエリアで少ない人数で限定したセッションが多いように見えました。
狭いエリアでどう効率よく敵陣に行けるかとか、ただボールを展開するだけじゃなくて、エリアマネジメントの練習もすごく増えてきていて、テストマッチにむけた練習になってきているなと思います。

――子どもの頃、外で見ていた日本代表にはじめて参加してどうですか?
地元に代表という形で帰ってくるのと、単に帰省するのとでは全然緊張感も違うので、いつも見ている景色ですけど、なんか違った景色に見えていますね。sじ
――子どもたちにラグビーを教える機会がありましたが力が入った?
小学生も多くて、元気を沢山もらった。自分がしてもらったように夢を与えられたらいいなと思います。
PR小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)
24日、宮崎合宿に参加しているPR小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)がオンライン会見に応じた。エディージャパンへの思い、エディHCから寄せられれている期待面やこの合宿に参加することで感じた自身の成長について話をした。

小林賢太
――マオリ・オールブラックス戦にむけた週に入った。雰囲気は?
今週末に試合があるというところで、しっかりチームとしてどうマオリ・オールブラックスに勝つかというプランをチーム全員で認識している段階です。
――ウェールズ戦と関連付けたような練習も?
すべては目の前の試合に焦点をあてつつ、テストマッチであるウェールズ戦にむけて自分たちのラグビーをどうやるのかというところもあわせてやっている感じです。
――共通してやろうとしていることは?
超速ラグビーというところで、自分たちのテンポでラグビーをするというところ、特にアタックの部分で練習から意識しています。
――エディさんは合宿に入ってからある程度キックもちゃんと使っていくと言われています。そのあたりで今やっていることはありますか?
キックのマネジメントのところは9番だったり、10番のゲームコントロールのところは練習でもやっていて、僕達ファワードの選手はしっかりコンテストボールだったり、空いているスペースに蹴った時にダッシュして、そこに対してプレッシャーをかける。自分たちのディフェンスラインを揃えて、ボールバックしてまたアタックするという。そのサイクルをするための練習に取り組んでいる感じです。

基本的には自分たちでボールを持ってアタックするということを第一に考えながらしっかりボールを手放しながらも自分たちで陣地取りながら、また自分たちがアタックするための準備をするような流れですね。
――スクラムについてオーウェンコーチの指示で「低さ」などがキーワードとして出ていますが、代表のスクラムを初めてやってみてどういう感覚ですか?
自分自身もここまで低さにフォーカスして組んだことはそこまでなかったので、どっちかというとコネクションだったりというところにフォーカスしてきたことが多かったので、自分のスクラムナレッジというか、そこがまた1つ伸びてきているなと感じています。疲労感の中でその低さを継続できるのかみたいなところはまだ課題としてあるかなと思っています。
――マオリ・オールブラックス戦で出場できたら、マオリ相手にスクラムを組める楽しみはありますか?
そこはこの合宿入ってから注力して十二分にやっているところなので、出場出来たら自分としてはアピールポイントとして出せたらいいなと思います。