31名のワールドカップスコッドが発表。その一人である、ヴァルアサエリ愛はPNC(パシフィック・ネーションズカップ2019)で3番として全ての試合に先発出場。所属するパナソニックワイルドナイツで一緒にフロントローを務める、PR稲垣啓太、HO堀江翔太とのコンビネーションも抜群だった。トンガ出身のヴァル、本来のポジションはバックロー。代表入りするためにPRへの転向を決意。想像以上の大変さを乗り越えスコッド入りを果たした。
同じくトンガ出身の中島イシレリ選手もPR1への転向でスコッド入りを果たした。U15から一緒にプレーをしていた同胞とワールドカップを一緒に戦えることに「本当に嬉しい」を喜びを話した。
PR転向のきっかけは、ロビー・ディーンズヘッドコーチ(パナソニック)の一言だった
まずうれしかった。メンバーに入って。いろいろな方に支えてもらって。そのおかげです。ワールドカップに入って、気持ちだけ入れていこうと思います。
――南アフリカはFWの強いチーム。どんな印象?
相手、結構強い相手。今まで自分たちも結構きつい練習をやってきたから。毎日毎日、スクラム組んでいるのでチャレンジですね。ワールドカップ前で。試合をどこまでみんなのチャレンジができるか。ひとりひとりのパワーを出さなくてはいけない。前よりは自信がついています。あとは試合の中で出すだけです。
――4年前の南ア戦は?
驚き。勝ったのは、びっくりな試合でした。もう一回、リベンジして。前のワールドカップより、勝ちたいなと思います。(ワールドカップ2015大会での南ア戦を)実は見ていなかった。起きてからびっくり。僕は南アフリカは厳しいだろうと思っていました。(勝利したことは)信じられなかった。その時のワールドカップ、日本が活躍して。世界にむけても日本のラグビーを見せたので。