19日、南アフリカとの対戦を翌日に控え、SH流大がメディア対応を行った。「いつも冷静に、FWの選手に声をかけながら、肉弾戦でしんどい展開になると思いますが、ずっとエナジーを与え続けることが僕の役割」と、やるべきことは明確になっている。これまで積み上げてきたことをすべて出し切るために流はチームを鼓舞し続ける。
――1週間、何を意識していましたか?
我々としてははじめての決勝トーナメントということで、すごく、ワクワクしています。
みんなに対しては決勝トーナメントということを意識させずに同じ準備をしようと。今までやって来たことをもう1回、ディテールを見つめて、目の前のことに集中する。それをリーダー陣としては引っ張ってきました。
――南アフリカ戦の勝利の鍵は
南アフリカは大きくフィジカルなチームなので、オフ・ザ・ボールやフィットネスには自信を持っているので、しっかり戦って相手を上回っていきたい。
――予選プールで4連勝して大きな反響があります。
すごく注目されているのは感じていますし、会場でも本当に多くのファンが、後押ししてくれると思っています。僕たちがベスト8にいったことによって、ラグビー界はもちろんスポーツ界にいい影響を与えたと思っています。ただ、集中するのは目の前の試合であって、自分たちのプレーを遂行することに集中しています。
――FWのモールやBKの素早い球出しが鍵を握ると思います。意気込みを。
まず、僕としてはスマートに戦いたい。相手は真っ向勝負を挑んでくる。メンバーを見ればわかるとおり、フィジカルにFW戦に持ち込んでくる。まずはそこを戦うことは大事だが、僕らが強いところはそこではなく、スマートにボール動かし速い展開にもっていくことだと思っています。いつも冷静に、FWの選手に声をかけながら、肉弾戦でしんどい展開になると思いますが、ずっとエナジーを与え続けることが僕の役割です。あとは選手と選手をつないでいくようなコミュニケーションをとり続ける。コーチ陣が示してくれたゲームプランを遂行し続けるのが僕の役割なのでやっていきたい。