ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2015第2戦で、ジャパンはワールドカップ同プールのアメリカと対戦し、前半押し込まれる展開も粘り強いディフェンスで凌ぎ、ワンチャンスをものに逆転して前半をリードして折り返した。
後半に入ると、前半の課題を修正しアメリカをリード。一時は9点差までリードを広げるも自陣でのペナルティから後半だけで3本のPGを決められ同点。さらに終盤、モールからの逆転トライを許し18−23と敗れた。
「テンポを上げ、ボールキャリアが前に出る、それが出来た良いゲームだった」−−リーチ マイケルキャプテン
スーパーラグビー参戦から帰国し、今週チームに合流したリーチ マイケル(東芝)は試合をスタンドから観戦し以下のように振り返った。「後半の修正が良く出来ていた。テンポを上げるとボールキャリアがもっと前に出る。それができた良いゲームできた。ただプレッシャーかける中で、ここっていうところでやられた。首締め切れなかった。」さらに「ボールキャリアが前に出て、速いボール。それでテンポを上げる。あと、ペナルティーからクイックかスローか、それを考えないといけない。」と課題をあげた。
「ペナルティと細かなミスでトライが取れなかった」−−立川理道
この試合でゲームをマネジメントする役割を託されたSO立川理道(クボタ)は、「後半は良いところありましたが、前半はほとんどディフェンスばっかりでした。ただ後半も10分くらいしかアタックがなかったので、そこだけしか評価できない。」と試合を振り返ると、「ディフェンスは良く粘って守っていましたしトライもモールからだけでした。あと、ペナルティーと、細かいミスでトライが取れなかったところは修正したい。」と前を向いた。