欧州No1を決める「シックス・ネーションズ2019」が開幕。ワールドカップイヤーである今年の大会は、ジャパンの対戦相手である、アイルランド、そしてスコットランドの試合も注目。ラウンド1では、優勝候補筆頭である、アイルランドがエディー・ジョーンズHC率いるイングランドに敗れる波乱な幕開けとなった。
2019/02/03
文●編集部
HIGHLIGHT - スコットランド 33-20 イタリア
HIGHLIGHT - アイルランド 20-32 イングランド
アイルランド代表 ジョー・シュミットヘッドコーチ
この敗戦がラグビーワールドカップで成功するための必要とされるフィジカルの現状をチェックする場になったと捉えている。イングランドは非常にフィジカルの強度が高まっているので、非常に我々にとって厳しかった。
FWのモメンタムを維持するのは非常に大変で、2年目にオールブラックスと対戦したときと何か似ている。それは2年間、出てこなかったのに、また出てきてしまった。
イングランド代表と同じフィジカルを持っていなかったということだと思う。もう少しボールにプレッシャーをかけることができるようにならなければならない。全然、ターンオーバーができなかった。
こんなフィジカルでタックルをされる試合はあまりあることではない。非常にジョン・ミッチェルがイングランド代表の選手を上手く指導した。非常に選手たちがよく応えているんだと思う。
イングランド代表 エディー・ジョーンズヘッドコーチ
タイトファイブは素晴らしかったし、BKラインを見ると、WTBジョニー・メイがとても献身的なプレーをしていた。CTBヘンリー・スレイドとWTBエリオット・デイリーの2人はとてもいい選手なので、いろいろなオプションにトライさせたかったが、それも非常に良かった。
CTBマヌ・ツイランギの動きも非常に良かった。フィットネスもパワーも戻ってきて、非常にチームに適応していた。さらに良くなるでしょう。ディフェンスは良くなっている。アイルランドはチャンスがあれば、それをものにするようなチームだから。我々はアタックをコーチングし始めていて、大会が進むにつれてよくなっていくと考えている。