「ちょっとは通用したかな」37歳大野均がスーパーラグビーの舞台へ「チームには伸びしろがあるのでこれからが楽しみ」 | ラグビージャパン365

「ちょっとは通用したかな」37歳大野均がスーパーラグビーの舞台へ「チームには伸びしろがあるのでこれからが楽しみ」

2016/02/28

文●編集部


2月27日、チーム最年長の37歳、大野均がスーパーラグビーの舞台で躍動した。前半途中で右目の瞼を切って出血。さらに後半、相手との接触で軽い脳震盪を起こし途中交代するまで、ハードワークし続けた。夢の舞台スーパーラグビーに立った思いと、初戦を終えてチームの可能性について話した。

「強かった」けど「想定内の強さ」だった

しっかり戦えたなというのが正直な感想です。1on1のタックルで外されたり徐々に差し込まれた部分もありましたが、しっかり修正するところもわかったので、そこはこの2週間で修正して次シンガポールでの試合に臨んでいきたい。

大野 サンウルブズのやりたいラグビー、出足早く前に出るディフェンスをしたら相手もミスをしましたし、ブレイクダウンでも精度高く入ればターンオーバーもできました。スクラムも前半の前半やられましたが、途中でしっかり修正できたし、モールディフェンスも組ませないようにしっかりと入れば崩すことができました。そういう部分が通用したなと思います。あとは精度高く、80分間やり切ることが必要だと感じました。(勝利するには)精度を上げていくことが必要。やっていることは間違いではないと思います。ボールをキッチリ保持すれば前進することができました。(会場の雰囲気は)これだけのお客さんが入ってくれたのでサンウルブズの後押しになりましたし、恥ずかしい試合はできないというある意味プレッシャーもありました。

テストマッチ並の緊張感はありました。ちょっとナーバスになる部分もありましたが、今日は通用する部分は、通用するということで自信になったこともありました。(相手の強さは)強いことは強かったですけど、『想定内の強さ』でした。昨年、ワールドカップで、南アと試合をしてイメージしていましたが。血が出ても脳震盪になっても恥ずかしくないようにしたいなという思いはありました。この歳になってもサンウルブズに呼んでもらって、代表強化のためのサンウルブズであるにも関わらず。その意味をしっかりと考えてプレーをしたいと思っています。

 

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