新しい力がジャパンを強くする――金正奎・小瀧尚弘・松田力也 世界との勝負で出来たこと・これからの課題 | ラグビージャパン365

新しい力がジャパンを強くする――金正奎・小瀧尚弘・松田力也 世界との勝負で出来たこと・これからの課題

2016/07/02

文●編集部


2019年にむけ、HCであるジェイミー・ジョセフ氏が不在の中、挑戦したスコットランド戦。チームとして明確な勝利パターンをもっていたスコットランドに対し、ジャパンは現時点でもてるパフォーマンスを出しきり、2連敗を喫したものの選手一人ひとりのスタンダードが確実にレベルアップしていることを感じられるものだった。

若い選手たちがスコットランドとの激戦を経験できたことも、2019年にむけてジャパンにとって大きな収穫となった。なかでも、FL金正奎(NTTコム)、LO小瀧尚弘(東芝)、FB松田力也(帝京大学4年)は、カナダ戦を含む三試合全てに出場した。その中でも小瀧は、全試合フル出場を果たした。

スコットランド第2戦・トライにつながる金正奎の突破

スコットランド第2戦・トライにつながる金正奎の突破

スコットランドとの第2戦を終え、金正奎は勝利出来なかったことを悔しがり「(ブレイクダウンでは)ターンオーバーを意識して臨んだが一回も取れなかったですし、相手の対応が早かった。自分としてはもっとやれた。ブレイクダウンで圧力をかけられた。」と自身のプレーについても課題を挙げた。

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