東日本大震災とニュージーランドのクライストチャーチ大地震、2011年の2月から3月にかけて、相次いで大きな地震に襲われた2つの被災地が、連帯して復興していけるように応援していこうと2012年に始まった「東北&クライストチャーチ復興祈念チャリティーイベント」。
NPO法人スクラム釜石と、ラグビー専門WEBマガジンRUGBYJapan365(ラグビージャパンサンロクゴ)の共同主催で行ってきたこのチャリティーイベントも、回を重ねること7回となりました。
今年は、レギュラーゲストのアンガス・マコーミックさんと、46歳の最年長ラガーマンとして釜石シーウェイブスで活躍し、この春、惜しまれながら現役を引退した伊藤剛臣さん、そして、伊藤さんに代わって国内最年長選手となった福島県出身の大野均選手、東北とクライストチャーチに縁のある3人のレジェンドにお越しいただき、3月10日に丸ビルホール&コンファレンススクエアで開催いたしました。RJ365では、当日のトーク採録をお届けします!
アンガスが「毎年やれたらいいね」と言ってくれたことがイベントを続けられるきっかけに。
進行:大友信彦氏(以下、大友) ゲストのアンガス、タケさん、大野さん、ようこそお越しくださいました。今年もこのイベントを開催することができました。ありがとうございます。まずはアンガス。毎年、アンガスが来てくれていることでこのイベントはつながっています。ありがとうございます。
▼2012年開催の第1回イベント
アンドリュー・マコーミック氏(以下、アンガス) もう何回目?毎年楽しみにしています。毎年素晴らしいイベントになっています。今日も新聞を読みましたけど、東北では地震、津波のこと、全然終わっていない。僕は2月にニュージーランドへ帰りました。(クライストチャーチは)すごく良くなっているね。ラグビーでは(クライストチャーチをホームにする)クルセイダーズが(スーパーラグビーで)昨年優勝しました。勝つと、みんな元気になる。
すごいみんな元気になっています。東北も、昨年、イベントで釜石に行きました。釜石もすごく良くなっているところもありました。(ワールドカップが開催される)グラウンドもまだ(工事を)していないところもあるけど、いいグラウンドになると思います。ワールドカップの試合も満杯になると思います。
大友 地震が起きた2011年の1年後に、アンガスと村田亙さんにお越しいただいて、最初のチャリティーイベントを開催できました。その時は1年経つというメモリアムとして、クライストチャーチのJAPANDAYへ応援メッセージを贈ろうというのが趣旨でした。そのトークイベントの挨拶で、アンガスが「毎年やれたらいいね」ということを言ってくれたことが、今回7回目となりますが、このイベントを続けることができているきっかけでした。感謝しています。
▼応援メッセージを贈ろう活動レポート
ということで、剛臣さん、おまたせしました。