姫野和樹選手とリッチーマコウさんがニュージーランドの魅力を発信! | ラグビージャパン365

姫野和樹選手とリッチーマコウさんがニュージーランドの魅力を発信!

2021/09/30

文●大友信彦


29日、ニュージーランド政府観光局がメディアオンラインイベントを開催した。

昨年、コロナウィルス感染が世界に拡大するなか、ニュージーランドは世界に先駆けてロックダウンを実施。6月にはスーパーラグビーアオテアロアを開催してスポーツのビッグイベントを再開。10月にはブレディスローカップのオーストラリア戦をウエリントン、オークランドで開催した。今年(2021年)4月にはオーストラリアとの出入国を通常化。8月に1人の市中感染者が見つかったことを受け再びロックアウトを実施したが、来年には世界各国からの観光客を受け入れることを目指している。

このほどニュージーランド政府観光局は、今年のスーパーラグビーでハイランダーズでプレーし、新人賞に輝いたラグビー日本代表の姫野和樹選手と、2011年、2015年のワールドカップ2大会連続優勝をともにキャプテンとして達成した世界ラグビーのレジェンド、リッチー・マコウさんが、ニュージーランドの魅力を発信する映像を企画。

絵コンテの段階から日本で製作、姫野選手との対談の中ではマコウさんも日本語を交えて談笑。動画の中で使用されている楽曲は、注目されている4人組バンド「フレデリック」が書き下ろしたオリジナル曲と、全編を通じて「日本のみなさんのために製作した動画です」(ニュージーランド政府観光局)。

29日に公開された動画は「大自然」「グルメ」「アクティビティ」をテーマにした3部作。撮影は5月に行われ、姫野選手とマコウさんが実際にダニーデンのファーマーズマーケットを訪れコーヒーやスイーツ、シーフードなどグルメを楽しんだり、ビーチを散策したり、ニュージーランドの魅力を楽しんでいる。


姫野選手がプレーしたハイランダーズのホームスタジアムがあるダニーデンは学生の街として知られ、ニュージーランド・ラグビーの重要拠点のひとつオタゴ代表の本拠地。マコウさんの出身地はダニーデンの北に位置するオアマルという町。スーパーラグビーではクライストチャーチ拠点のクルセーダーズで活躍したマコウさんだが、所属プロヴィンシャルはオタゴ。オタゴのファンから見れば、マコウさんも姫野選手もオタゴの英雄とあって、ダニーデンで行われたロケでは地元の人たちに愛されている様子が見えていた。

ちなみに日本代表のジェイミー・ジョセフHC、アシスタントコーチのトニー・ブラウンもオタゴ代表からオールブラックスに育った英雄で、日本代表の英雄・田中史朗選手が日本人初のスーパーラグビー選手としてプレーしたのもオタゴ拠点のハイランダーズ。ラグビー王国ニュージーランドの中でも日本ラグビーにとってとてもつながりの深い町なのだ。

YouTubeに投稿されたメッセージビデオ「ニュージーランドの旅を想像しよう」はこちらからすべて見ることができる!

:https://www.youtube.com/c/100PureNewZealandJP

また、楽天市場では現在、ニュージーランド産の商品を揃えた特設ページ「キアオラ・ニュージーランド」を開設。700点以上のニュージーランド産品が購入できる。こちらのキャンペーンビデオにはトップリーグのラストシーズンにサントリーサンゴリアスで大活躍したボーデン・バレットが登場している!

https://event.rakuten.co.jp/area/global/newzealand/

国内移動すら制限された現在、なかなか国境を越えた旅行が考えにくい状況だが、この映像をみながら、ラグビー王国ニュージーランドを、ラグビーだけでなく楽しみつくす日を想像して過ごしてはいかがでしょうか。

大友信彦
(おおとものぶひこ)

1962年宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高校から早稲田大学第二文学部卒業。1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』(文藝春秋)で活動。’87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

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