「今はプレーをすることが一番大事」サンウルブズ国内初戦は惜敗・WTBファンデンヒーファー | ラグビージャパン365

「今はプレーをすることが一番大事」サンウルブズ国内初戦は惜敗・WTBファンデンヒーファー

2019/02/23

文●編集部


スーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズは2019年シーズン国内開幕戦でワラターズと対戦。30−31と接戦の末、初勝利とはならなかった。2トライを決めたゲラード・ファンデンヒーファーに試合後、話を聞いた。

後半30分、敵陣でのマイボールスクラム。LOトンプソンルークがシンビンで7人でスクラムを組んだサンウルブズは、ワラターズに押し込まれるも、SH内田啓介が何とかボールアウト。CTB中村亮土からSOヘイデン・パーカーへ。パーカーからファンデンヒーファーへ内に戻すパス。ボールを持ったファンデンヒーファーの前には大きなスペースがあった。

ゴールラインに向かって走るファンデンヒーファー。右からはカートニー・ビール、左からはイズラエル・フォラウが迫ってくる。外にステップを切ってフォラウを振り切りそのままインゴールへ。

30−31にサンウルブズはワラターズに迫った。勝利をすることはできなかったが、チームとして先週の課題をしっかりと修正し成長していることを見せた。

――今日2トライを決めました。1本目は中村亮土選手の良いランからでした。2本目は、スクラムからサインプレーで決めましたね。


ファンデンヒーファー 亮土はいいランでした。自分はあと決めるだけでした。(2本目のトライについて)実はあのスクラムは1人シンビンが出ている状況だったので、ピッチサイドからは自分がスクラムに入るように指示されていました。この一週間の練習でもFWが1人少なくなった場合、WTBが入ることになっていたんです。

だけど、SOパーカーが「入らなくいい」と言ったので入らなかったんです。ところがスクラムで相手に押されて下がってしまったので、自分は少しパニックになっていました。結果的にみれば入らなくてよかったですけど。


――ボールをもらった時、前にスペースが空いていました。あの状況は分析どおりでしたか?


一週間通して練習していたムーブでした。あそこは(スペースが)空くと分析していました。(ゴールライン際で)FB(フォラウ)が来たときに、(ステップを)内に切るか、外に切るか迷いましたが外に切ってトライになったのでよかったですね。

昨年、アキ(山田章仁)が外側にステップを切ってラインブレイクをしたのを思い出して、自分もそうしたら切れるかなとおもっていたんですが、切れてよかったです。


――今日のエリアマネジメント、キックだったりランだったり、自分の思ったようなプレーはできましたか?


キックを使いたい場面では使うことができたと思います。後半は風が強かったので、ロングキックを使えない状況だったのでチームで話をして、ボールをワイドに展開してからキックを蹴ろうということにしていました。そこはうまくいったと思います。


――ターンオーバーも多く見られました。先週からどのような改善がされましたか?


前回の試合では、とてもミスが多く、18回のハンドリングエラーと16回のペナルティーがありました。それによって自分たちの勢い(モメンタム)が失われてしまってしまい、ターンオーバーしても何もできなかった状況でした。今日は、ミスもペナルティーも抑えることができましたし、ミスをしても、しっかりとディフェンスで止めることができました。こちらがターンオーバーした時は、相手のスペースを攻めることもできた。


――代表に向けてどういうアピールをしていきたいですか?


スーパーラグビーの試合で、自分のスピード、スキルをアピールすることで代表スコッドが近づいてくると思います。それには怪我なくプレーしなければならないのでそこも気をつけていきたい。


――来日した時、日本代表になることをプランしていた?


来日したときは、ヤマハのために「ヤマハプライド」をかけてプレーをしていました。日本代表になれる可能性があるということを聞いて、そこからは代表になることをゴールにして、自分のやれることをすべてやろうとシフトさせました。


――今日はWTBでしたが、FBとWTBではどちらでプレーしたいですか


今はプレーをすることが大切です。9番でも15番でも、どこでもプレーをしたいです。



――ケガはもう回復しているのですか?


ケガに対してはもう完治しています。フィットネスについては、プレシーズンでも上げていますが試合をやらないとゲームフィットナスが上がってこないです。あと2試合、3試合してその部分を上げていくことでいいパフォーマンスを出すことができると思います。


――来週のチーフス戦にむけて


相手のホームゲームになりますが、チームが勝利するためのプレーをしたいですし、そのためにペナルティーなどを減らして、今日のようなエキサイティングなアタッキングラグビーをしたい。

昨年はケガでNZに行きませんでしたが、とてもタイトな試合でした。(勝利ができる)チャンスがあると思います。そのチャンスを活かしていきたいですね。


ゲラード・ファンデンヒーファー(Gerhard van den HEEVER)
1989年4月13日、南アフリカ出身。192cm/102kg 所属:クボタスピアーズ。2010年ブルズに加入。チームの優勝に貢献。2016年からヤマハ発動機ジュビロでプレーした。サンウルブズには昨年から加入も、ケガの影響で2試合のみに出場。今年は初戦から2試合連続で先発出場を果たしている。

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