「勝ちきるチームへ」サンウルブズ、強豪ハリケーンズを追い詰めるも逆転負け | ラグビージャパン365

「勝ちきるチームへ」サンウルブズ、強豪ハリケーンズを追い詰めるも逆転負け

2019/04/19

文●編集部


ヒトコムサンウルブズは19日、ホーム秩父宮での初勝利をかけて強豪ハリケーンズ(NZカンファレンス2位)と対戦した。会場には16,805人の満員で世界トップレベルのラグビーに大きな歓声がこだました。

最高のパフォーマンスだった前半。高まる期待。

この声援に後押しされるように先制したのははサンウルブズ。6分、この試合12番として起用されたウォーレン・ボスアヤコ(NTTコム)の突破から、WTBセミシ・マシレワがトライ。

マシレワは28分にも、SOパーカーの絶妙なキックパスをキャッチし豪快なジャンピングトライで観客をわかせた。マシレワは7トライでトライランキング4位と好調をキープ。サンウルブズは2トライ、3PGで23-10とリードして後半を迎えた。

リードを許したハリケーンズ。「ミスが多すぎた。ハーフタイムではそういうことについてメッセージがあったし、選手たちもそう話していた。そしていつもやっていることを実行しようと言って後半を迎えた」(PJ・ペレナラキャプテン・ハリケーンズ)というように、後半ジワジワとハリケーンズがサンウルブズにプレッシャーをかけ追い上げた。

50分、サンウルブズディフェンスが前に詰めてきたところ裏のスペースへボールを転がし、WTBラムがキャッチしそのまま左隅にトライ。15-23とすると、59分にはサンウルブズゴール前のキックチャージからFBティアティアがトライを決め22-23。

69分には、サンウルブズラインアウトの失敗からボールを奪うとWTBフーセンが自ら前方にキックしたボールを再びキャッチしそのままインゴールへグラウンディングし逆転。29-23と1トライで逆転する点差で残り時間は10分足らず。

サンウルブズにチャンスが訪れたのは76分。敵陣22m陣内でのラインアウト。後半から出場のHO坂手淳史はPR三上正貴にショートスロー。三上からパスを受けた坂手。1on1の局面でショートサイドで坂手はアウトサイドにステップを切るも、相手に押し出されトライには至らず。そのままフルタイム。13点リードしたサンウルブズだったが、後半ノースコアで逆転負け。ホームでの初勝利を果たすことができなかった。

トニー・ブラウンヘッドコーチは試合後の記者会見でこう話した。


「勝てなかったことはがっかりでした。勝つチャンスがありましたが、プレッシャーをかけきれず、チャンスはありましたが上手く活かす事ができなかった。ポジティブな点は、試合には勝てる要素があり、どのチームにも勝てるようなパフォーマンスを出せている。相手のプレッシャーに負けないで勝つことが大事です。ただ、皆さんも楽しむことができた試合だったと思います。」

今日CTBで起用したボスアヤコ選手について「彼はスキルも高くプレーも素晴らしかった。12番としても活躍できるような選手だと思う。あと数ヶ月すれば(代表資格を得て)ジャパンでプレーする姿も見ることができるかもしれません。」と評価した。「今日の東京は満員でいい雰囲気だった。それはハリケーンズの選手たちからもそういっていた」とリーグ離脱という状況下で行われた試合をまとめた。

プレッシャーの中で勝ち切るためには?という記者の問いに対して「もう5年間スーパーラグビーでプレーできればいいですね。(笑)」と冗談交じりに答えると、「ハリケーンズはプレッシャーの耐え方を知っています。プレッシャーのかかった試合を毎週毎週、毎年毎年経験することでクリアできます。私達はどこにでも勝てるプレースタイルを続けています。」と話した。



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