「序盤の失点で自信を失ってしまった。すぐに立て直す必要がある」サンウルブズ、チーフスに完敗、ジェイミー・ジョセフHCコメント | Rugby Japan 365

「序盤の失点で自信を失ってしまった。すぐに立て直す必要がある」サンウルブズ、チーフスに完敗、ジェイミー・ジョセフHCコメント

2018/03/24

文●編集部


三菱地所スーパーラグビー2018・ラウンド6、ヒトコムサンウルブズはホーム秩父宮でチーフスと対戦。南アフリカツアーから帰国後、準備期間の短い状況、さらにリコンディショニングやケガ人が多いことから新しいメンバーをセレクションする必要があった。その中で迎えた試合は非常に厳しいものとなった。試合後にジェイミー・ジョセフHCが記者会見で語ったこととは。

チーフスのような強いチームに対して、ミスや隙を与えてしまうとすぐに失点につながってしまう

――試合の後、どんなことを話していたのか?


まずケガ人が出たので、試合後そこのチェックをすぐに行いました。来週、バイウィークになる前に、解散の前にケガ人の把握をしたかった。

私はコーチとして、試合が終わったら、勝っても負けても選手に対してすぐに話すことはしません。試合内容はともあれ、いろんな感情や気持ちが入ってしまうので。しっかり映像を検証してから試合の内容を話そうと心がけています。

けれども(今日の試合結果に対して)チーム全員ががっかりしていることは明らかです。序盤にトライとられてしまい、(それが)チームの自信喪失につながってしまった。それに加えて士気が下がってしまった。意図的ではないが、スーパーラグビーではよくあることです。

(選手の)セレクションに関してですが、何人かリフレッシュさせるという意図もありました。ライオンズ戦ではいい場面やいいプレーがありました。しかし、遠征、移動がありチーフス戦のための準備が3日、4日しかなかった。そのために、新しいメンバーを入れてセレクションしました。

スーパーラグビーでは、そういうことが必要になってきます。それをやり、それを継続することで、フィットネスも上がり、その強度に慣れてくる。一貫してそのレベルに出ていないと耐えられないということもある。いろんな要素を踏まえた上で今日のメンバーを決めました。

チーフスはカウンターアタックがずば抜けて上手く、強豪(のチーム)にも勝っていいます。この6年間で何度かチャンピオンにもなりました。そういうチームにミスや隙を与えてしまうとすぐに失点につながってしまう。今回はサンウルブズ側が多くミスをしてしまいました。


ディフェンスは大きな相手に対して食い込まれないためにリスクを背負ってでも前に出ていこうと考えている

―――SOマッケンジーに自由に動かれてしまったように見えました。ディフェンス面の課題は


確かにミスタックルはありましたが、そこでマッケンジーを自由にプレーさせたかどうかは疑問です。チーフスのチーム力でトライを取られたと思います。マッケンジーは若く、世界の中でも優秀の選手です。スーパーラグビーではそういったレベルの選手と戦わないといけない。

ディフェンスはゲインラインの前に出てしっかり止めるということを心がけてやっていました。そうなるとステップを切られたり、1人抜かれたりしてしまうとディフェンスがかなり崩壊してしまう。そこにはかなりリスクは伴うが、上手くいくと機能して、相手に圧力をかけられるディフェンスになっていた。

大きな相手に対してディフェンスをするので、待っていては食い込まれるだけなので、こちらから、前に出ていこうと考えています。

今回初めて、純粋にセレクションメンバーを変えることを試みた

――毎週、メンバーが5〜6人以上変わっている影響は?


自ら選択してそういう形になったのでではなく、ケガが原因でこういうメンバーになった。初戦で5人が離脱してしまったこともありましたし、今回、純粋にセレクションでメンバーを変えたのは初めての試みでした。

普段はFBを務めるマシレワ。当日のメンバー変更で松島に代わりWTBとして出場した。

普段はFBを務めるマシレワ。当日のメンバー変更で松島に代わりWTBとして出場した。

リフレッシュさせたかったというところもありましたし、何人かの選手が時差ボケでしっかりとした睡眠がとれていなかった。スーパーラグビーはそういうものだなと思っていましたし、いままでの経験から今回やった手法を取りました。それによって、コンビネーションが合わなくなる状態になるのもスーパーラグビーだと思います。ポジションで専任(の選手)を(試合に)戻すことは必要不可欠なことだと思います。

リザーブから出場のSH流。大差がついた中での出場で厳しい戦いを余儀なくされた。

リザーブから出場のSH流。大差がついた中での出場で厳しい戦いを余儀なくされた。

――これから「バイ・ウィーク」に入りますが、大敗した後に選手たちはチームを離れます。


必ずしも悪いタイミングとは思わないが、すぐに立て直さないといけない。自分たちがコントロールできることをコントロールしていく。今日の試合は自分たちのもっているポテンシャル発揮できなかった。前節では勝っておかしくなかった内容だったと思いますし、ブランビーズ戦もそうでした。得点をとっているが、勝ちきれない。ただ選手達は自分たちのやり方を信じているし、信念を失っていない。

見事なランでトライを奪った、WTBサウマキ。ただ、試合後はケガのため病院へ直行した。

見事なランでトライを奪った、WTBサウマキ。ただ、試合後はケガのため病院へ直行した。

ただ、今日の試合でも我慢、スマートさ足らない場面がありました。そこさえ修正できたら勝ちが見えてくると思います。スーパーラグビーは容赦ないコンペティションで、シーズンの中盤はリーグが二局化し、トップ8とそうではないチームに分かれてしまいます。我々が後者に入ってしまったことが残念です。

「(強い相手に対して)追いかけるような立場になると苦しい」ヴィリー・ブリッツキャプテン

メンバー変更があったから、(コンビネーションが)うまく機能しなかったとは思いません。新しく入ったメンバーたちは素晴らしい態度でベストを尽くしてくれました。けれど、ただこの試合ではソフトな緩んだ場面がありました。3〜4本トライを取られてしまった。

追いかけるような立場になるとなかなか苦しい展開になる。こっちが思い切り仕掛ける場面でミスが起きて、自分たちの流れにできなかった。追いかける試合は非常に苦しい。

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