7月18日、都内でスーパーラグビー・ヒトコムサンウルブズの2016シーズン総括記者会見が行われた。会見に登場したのは、今季限りでチームを離れる、マーク・ハメットHCをはじめ、堀江翔太キャプテン、立川理道、大野均、トゥシ・ピシ、エドワード・カーク。さらに田邊淳コーチが登壇した。
「もう一度ラグビーができるチャンスを与えてくれた日本で出来る限り長くプレーがして、帰化をして日本代表の資格を獲得したい」
一貫して戦い続けるということと、けがなしでシーズンを戦い抜くということを一つの目標として掲げていましたがスーパーラグビーのキャリアを通して初めてそれができました。(レッズにいた時は)まだ若く、未熟で成長課程だった。この歳になって自分の体の事を相談するということもできるようになったし、第一にラグビーをエンジョイすることができるようになった。
――来年の契約についてはまだ?
カーク 今交渉中。トップリーグのオファーを願っていましたがまだありません。サンウルブズとは引き続き話し合いを続けていきますが、他にも可能性もあるのでゆっくり考えたい。
――これまでにオーストラリア代表歴は?
カーク ないですね。17歳の時にセブンズに出場したことはあります。自分のこれからのプランは、日本に住んで、帰化して、日本代表としてプレーする権利を獲得することです。
――日本代表になる資格はある?すでにセブンズでプレーしてしまっているけど。
カーク セブンズでプレーしたのがかなり昔であることと、7〜8年、オーストラリア協会に関連したワラビーズ等でのプレーがなくて、日本代表の資格を取るに値するような規約が決まるらしい。ただ、今はそこはプロセスを踏んでいるところ。
もしトップリーグのチームでプレーして、サンウルブズでもプレーをして日本だけでやっていくのであれば、そういった可能性もある。ただ、日本が自分を受け入れてくれればだけどね(笑)。見た目は日本人ではないけれど。