ラグビーロスが続いている。
いや、ラグビーロスだけではない。スポーツ、いや、社会生活全体が萎縮している。早期終息、スポーツを楽しめる日が待ち遠しい……なんて言葉を口にするのも憚られるような閉塞感が世の中を包んでいる。
それでも、疫病はいつか終息するはずだ。
今は、その日が1日も早く訪れることを信じて、祈って、その日に向けて元気に過ごしたい。
ラグビー党としては、ラグビーのことを考えて過ごしたい。だが、試合が行われていない…日本だけではない、世界中で試合が止まっている。そこで、7節終了時点で中断となったスーパーラグビーにおける、サンウルブズの個人スタッツを集計してみた。今季のサンウルブズは開幕から2ヶ月、国内では2試合を行っただけだ。スーパーラグビーの再開可否はまだなんとも言えない情勢だが、今季のサンウルブズはもっと見たい。そう思わせるパフォーマンスをここまで見せていたと思う。
ということで、サンウルブズの今季6試合のスタッツを、公式ページのスタッツをもとに集計してみた。
ランメーター
1 J・ダーガヴィル 274m
2 S・フィフィタ 268m
3 G・エイプリル 219m
4 T・タシ 140m
5 中野将伍 118m
274mでトップとなったダーガヴィルは、初戦のレベルズ戦、続くチーフス戦でチーム最多のゲインメーターを記録。チーフス戦の116mは今季のサンウルブズでの1試合最多ゲインメーターだ。目を引くのは5位に食い込んだ中野将伍。出場時間は175分と、ダーガヴィルの361分、フィフィタの476分に比べ少ないながら、チーフス戦で(24分間の出場で)74m稼いだのが効いた。
ボールキャリー回数
1 B・テオ 50
2 J・シャッツ 45
3 G・エイプリル 44
4 S・フィフィタ 42
5 J・ダウニー 38
ポジション柄、ミッドフィールドでボールを持つCTB、バックローの選手が並ぶ中で、主にWTBで出場しているフィフィタが4位に食い込んでいるのが目立つ。