LOハッティング「あと6試合。今日のような試合を続ける」 | Rugby Japan 365

LOハッティング「あと6試合。今日のような試合を続ける」

2018/05/14

文●編集部


シーズンここまでセットプレー、特にラインアウトでチャンスを逸する場面が多かったサンウルブズ。この人が帰ってきてから、プレッシャーの中でもラインアウトは安定しはじめ攻撃にリズムが生まれた。勝利したレッズ戦でも11/12(91%)とほぼ完璧なラインアウトだった。ランでも、23mとFW陣ではNO8姫野に続いた。チームにはなくてはならない存在のLOハッティングに試合後話を聞いた。

今日は素晴らしい試合でした。勝利したこともそうですがこれまで応援してきて良かったとサポーターの皆様に感じて頂けるような試合ができたと思っています。今シーズンホームでの最後の試合となりましたが勝利したことをとても嬉しく思っています。

――最近の試合でラインアウトが安定して来ましたがあなたが復帰して改善されたのでしょうか。


チームの努力によるものです。セットプレーはとても改善しています。スクラムも良かったです。レッズはセットプレーが強いのでそこに対して対策を練ってきました。来週はストーマーズ戦ですが、彼らも強いのでそこはビッグチャレンジになると思います。今日の勝利を今後の試合につなげていきたいと思っています。


――ラインアウトの改善にあなたはどんな貢献をしましたか


ビジョンと言いますか…。どういったところへ飛ぶかということなどを伝えました。また日本人と外国人選手のコミュニケーションも改善してきました。


――あなたが負傷で欠場していた間、チームはラインアウトに大変苦労しました


自分が試合に出場できなかったということよりも、各々が各々のことをあまりよくわかっていなかった、ということの方が大きい。今はそれぞれのリレーションシップ(関係性)が良いということも分かっていますし、よく飛べる選手と飛べない選手のことが分かってきました(笑)。どこに飛ぶかどのように飛ぶかというところも改善できてきました。

――攻撃では、いいパスがありましたね。(前半、ミラーへのパス)


フォワードパスじゃなくて良かった(笑)。自分のプレーというよりも試合全体が今日は良かった。


――攻撃でも人が余っている場面が見られました。そこも改善してるということでしょうか。


トニー・ブラウンのしっかりとしたコーチングによるものです。彼(ブラウニー)は常に人が余るように、ということを意識させていましたし、我々はしっかりとそのことを練習してきました。それが初めて結果として表れて嬉しい。

――これまでのシーズン、前半うまくいっていても結局最後はうまくいかない試合展開が多かったです。今日の試合に関しては最後まで上手くいきましたね。その要因は何だと思いますか? 集中力が高かったということですか?マインドセットの部分ですか?それとも他に何か要因があったのでしょうか


まあ気持ちの問題だと思います。いつも60分うまくいくのに、残りの20分でうまくいかないということもありましたので、今回は『80分やりきる』ということを意識しました。まだ6試合残っています。その試合で今回のようなパフォーマンスを見せることが大切だと思います。


――ご自身ではいいキックチェイスもありました。


はい。あれも、いい集中力があったからだと思います


――ボールがよく見えていた?


背が高いですから(笑)。


――これまでなぜスプリングボクスに選ばれなかったのでしょう


私は若い時に南アフリカを離れました。今は日本の心の方が強いですこの場所は特別です。


――日本代表のトレーニングスコットにも選ばれましたね


残念ながら来年の7月中盤までは日本代表の試合に出ることはできません。ただ一緒に練習することができますそこはとても重要なポイントです。(代表としての権利をもったときには)すぐに走り出せるような準備をしていきたい。

グラント・ハッティング
1990/10/3、201cm、112kg。南アフリカ出身。2015年から17年までトップリーグ、クボタスピアーズでプレー。スーパーラグビーではライオンズ、ブルズでプレー。貴重な2m超えのランでもできるLO。スーパーラグビーキャップ数:55、2019年7月中旬に代表選手の資格取得が可能となる。

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