2017年シーズンの活動を終えたラグビー日本代表。10月から11月の秋のシリーズではFLリーチ マイケルがキャプテンに復帰したものの、世界選抜、オーストラリア代表という国内の2試合はなかなか結果を出せなかった。だが、渡仏した後のトンガ代表には快勝し、アウェイで対戦したフランス代表との一戦では23−23と引き分け、一定の成果を得たと言えよう。
そんな日本代表の中で、昨年から今年の6月までは共同キャプテンのひとりで、現在も引き続き、リーダーグループの1人であるCTB立川理道(クボタスピアーズ)は秋のシリーズにおいてどんな手応えを感じたのか。またあと2年を切った2019年ワールドカップへの思いなども聞いた。
みんなが日本代表がやろうとしていることを理解してきた。迷いがなくなった。
――FLリーチがキャプテンに復帰しましたが、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は立川選手のことを「co-captan」と呼んでいます。立川選手は現在、副将みたいな立場と思っていいのでしょうか?
そんな感じですね。ジェイミーからは「キャプテンと同じような立場でやってくれ」と言われています。
――2017年の秋のシリーズを振り返ると?
この10〜11月でベースができて、それが結果にも出て、自信にもつながりました。2019年ワールドカップに向けて積み上げていくことができた。みんながゲームプランを意識して、日本代表がやろうとしていることを理解してきたと思います。去年11月や今年の6月は何か迷いがあってプレーしていたが、そういうのがなくなってきました。
――他の選手は「チームカルチャーができてきた」と言っていました。