5月2日、ラグビー日本代表が香港代表に41-0で快勝し、今シーズンのホーム初戦を白星で飾った。特に攻撃面では、エディー・ジョーンズHCは「アタックが良かった。ダイレクト(SHからのワンパスでの攻め)とワイドも工夫して使っていましたし、バリエーションもあった。選手たちの意図には関しています」と称えていた。
そんな日本代表の攻撃のタクトを握っていたのは9番日和佐篤(サントリー)、10番立川理道(クボタ)の2人である。4月の韓国戦と比べると、コンビネーションも良く、アタックをリードし7トライを演出した。そんな2人に今回の香港戦を振り返ってもらった。
相手のWTBの立ち位置などを判断して、相手が嫌だと思う時に蹴るようにタイミングを模索している−−日和佐篤
−−今日の試合を振り返ると?
日和佐篤(以下、日和佐) 「前回の韓国戦は悪くなかったですが、すごく良くなったと思います。9番、10番のコミュニケーションが取れるようになりましたし、次の試合はもっと、良くなるかと思います」
−−SHとしてどういう意識でプレーしていたのでしょうか?
日和佐「ゲームをコントロールすることと、セットプレーにこだわらず、クイックでプレーすることですね。できたと思います。しっかりとキックも使えたと思いますが、相手のWTBの立ち位置などを判断して、相手が嫌だと思う時に蹴るようにタイミングは模索しています」
−−SHからのパスからボールを受けた選手のノットリリースが多かったが。
日和佐「選手間でノットリリースを取られないようにしようという話はすぐに出たんですが、今日は少し判定が厳しかったですね。ただレフリーにアジャストしていかないといけない」