オールブラックス戦にむけてエディHCが強化したかったポイントとは(後編) | ラグビージャパン365

オールブラックス戦にむけてエディHCが強化したかったポイントとは(後編)

2013/07/28

文●斉藤健仁


7月15日から19日にかけて、ラグビー日本代表は今年も長野・菅平高原で強化合宿を行った。11月2日の「オールブラックス」ことニュージーランド代表戦に向けて、エディ・ジョーンズHCはどんな意図の下、どんな練習を行って、チームを強化したのか検証していく(後編)。

新たに「スピードチェンジ」の練習に重点が置かれた

この合宿になって初めて聞いた言葉が「スピードチェンジ」だ。エディHCだけでなく、WTB廣瀬俊朗主将やFB五郎丸副将などもこの言葉を口にしていた。

それは春シーズンに最後に日本代表に帯同したスーパーラグビー・ブランビーズ(オーストラリア)の分析担当を務めるウォーリック・ハリントン氏の分析の影響であった。

「ハリントン氏の分析や情報をもとに、トレーニングのやり方を変えました。ブランビーズと日本代表を比較すると一番の違いは、1試合に何回のスピードチェンジをすることができるか、でした。ブランビーズはラックへの2人目の寄りや、アタックやディフェンスに関する加速、スピードが速かったからこそ、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズに勝つことができたと思います。今後もフィジカルと同様に、ピードチェンジの練習を同時にやっていきたい」(エディ)

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