11月23日(祝・水)、東京・秩父宮ラグビー場では関東大学対抗戦Aの伝統の早慶戦が行われた。
観客数は今シーズン最多の19658人だった。早稲田が昨シーズン(8-10)の雪辱を果たし、54-24で快勝。早稲田は2敗を守り、慶應は4敗目で3勝4敗と対抗戦5位が決まった。早慶戦の通算成績は早稲田の62勝20敗6分けとなった。
今日の試合、両校の監督ともに勝負の分水嶺にタックルを挙げた。早稲田の辻高志監督は「とにかくDFにこだわろう。今年はDFで勝つチームです」、慶應の田中真一監督は「早稲田のラグビーは展開力が速い。(そのため)バックローのメンバーを変えました」とそれぞれコメント。個人的には、筑波戦の敗戦から調子を上げている早稲田の攻撃を、慶應がどこまで寸断できるかが焦点になると予想していた。