試合後の会見で、埼玉ワイルドナイツHO堀江翔太は「失トライがなかったのが嬉しい」と話した。そして、その要因を「役割を100%果たしたからこそ。全部、練習ですよ。練習でやったことが全部、試合に出るので、練習で結構やりこんだ」と明かした。
試合を通して失トライがなかったのが嬉しいですね。前半結構、今季、初めての試合でアタックが固くてミスも多かったが、なんとかチームで我慢して後半につなげられたかなと思います。
――グラウンディングさせず、粘りのディフェンスができた要因は?
自分たちの役割をしっかり出しながら、ディフェンスをしようとしている。ぐちゃぐちゃになっている中でコミュニケーションをとりながら自分たちの役割をやっている。まだまだ100%ではないが試合をやりながらどんどん成長した部分も見えた。(失トライを)0に抑えたのが良かった。役割を100%果たしたからこそ、ああいうこと(グラウンディングさせないこと)につながった。
全部、練習ですよ。練習でやったことが全部、試合に出るので、練習で結構やりこんだ。声を出すことを意識していた。コミュニケーションで声出すことも練習から言っていた。
――前半、何度かブレイクされたがみんなで戻ってノートライに抑えた
峻(布巻)から各ポジショニングしたときに、自分の仕事をやりきろうという声が出ていた。正に試合でやったという感じですね。ピック&ゴーとか、誰が止めるか、役割が決まっていて、その役割を明確にして仕事やりきろうと試合中に声がでました。
――開幕戦が延期になり初戦となりました
僕たちは2試合できなかったが、目の前の試合にどれだけいい準備していい試合をするかだけなので、それ以外はあまり意識しなかった。練習中からコミュニケーション取って相手に対していい準備する。自粛明けだからどうこうという話をしていなかった。
――ディフェンスは積み上げてきたものが出た?
何年間もやってきたこと、ベーシック、基本的なことをまずやろうという話をしていた。それが崩れなければ僕らのディフェンスは崩しにくいかなと思います。まだ100点ではないのでどんどんよくしていきたい。