3月2日、横浜キヤノンイーグルスは、7位の東京サントリーサンゴリアスと秩父宮で対戦。この試合に負けると、プレーオフ進出圏外になるということで「マストWIN」の状況で挑んだ重要な一戦。司令塔、SO田村優は50mのロングPGを含む全てのプレイスキックを成功させ、スコアで相手にプレッシャーをかけ見事チームを勝利に導いた。試合後の取材では「一つギアをあげた。ファフ(・デクラーク)とはテストマッチのような試合をしようと話していた」と明かした。
――勝ちたい試合だった
なかなか負けが込んでいて、勝ちたい試合で、自分たちがどういうチームか見せるのにサントリーは良い相手だった。良い試合ができたかな。締めるところ締めてという感じ(でした)

――ハーフタイム、WTB石田吉平に少し怒った?
タックルしろ!と言いました。普段、仲良いので1回くらい怒っても大丈夫です。

――プレースキックはすべて決めましたね
ちょっとギアを上げた感じで、そういう感じで勝とうと決めていたので。(50mのPG。キャプテンはタッチか悩んでいたようですが)キャプテンはキックオフレシーブが心配で、できるだけ相手陣にいたいと言っていた。本当はコーナーに蹴って、ラインアウトからモールもありましたが、勝たないといけない試合だったので、理想を追い求めても……という話だった。外しても相手のドロップアウトで敵陣だったので。