3日、ここまで3勝4敗の三菱重工相模原ダイナボアーズは、昨年覇者のスピアーズ船橋・東京ベイに勝利し4勝4敗でシーズンの序盤を折り返した、。PRシンクル寛造は2年目のシーズンで初めてスターティングメンバーに名を連ねた。グレン・ディレーニHCは「初めての先発だったけど、相手の大きな8人のタフなFWパックに対して思い切り戦うことができていた」と評価した。試合後、本人にミックスゾーンで話を訊いた。
クボタ戦で先発を勝ち取ったシンクル自身、どんな部分で自分の成長を感じているのだろうか。
「やっぱり一番はスクラムのところだと思っています。でもやっぱり試合に出ている間、一貫性をもってやれているかというとまだだなというところがあるんで、そこをしっかり修正して同じパフォーマンスを出し続けられるように頑張っていきたいと思っています」
「低さと相手にいかにプレッシャーをかけ続けるか、そこにフォーカスしています」
練習そのものはフロントローが集まって、クロスボーダーラグビーで一時中断期間は朝から練習をしていたという。
ダイナボアーズのFWコーチを務めるオールブラックス、ベン・フランクスコーチからは、スピアーズのデイン・コールズ選手への対応についても事前にコーチングを受けたという、
「相手は身長が高い分、スクラムも高いんで、自分たちが先にセットして、間合いを潰すという対策はしてきました」
「(フランクスコーチの指導は)セットアップから1個ずつ、どこにフォーカスしないといけないとか、スクラム練習後に動画を見て、もう少しこうしようとか毎回話していることで、毎回改善ができていると思います」
昨年はアーリーエントリーでスタジアムの外でファンの方にチラシを配っていた。ここまでの成長をどう感じているか。