スティーラーズで躍動する新人賞対象の2人、WTB植田和磨、SH上村樹輝、今季好調の現在地 | ラグビージャパン365

スティーラーズで躍動する新人賞対象の2人、WTB植田和磨、SH上村樹輝、今季好調の現在地

2026/01/15

文●編集部


昨シーズンは3位に入賞した「関西の雄」コベルコ神戸スティーラーズ。今シーズンこそリーグワン初優勝を狙っている。そんなスティーラーズにおいて、昨シーズン、アーリーエントリーで出場して存在感を示し、今シーズンは開幕から躍動している、新人賞対象の若き2人のBKがいる。それが昨秋に日本代表キャップも得たWTB植田和輝(近畿大)とSH上村樹輝(帝京大)だ。東京サントリーサンゴリアスに勝利した後、2人のタレントに話を聞いた。

コベルコ神戸スティーラーズ WTB植田和磨

植田和磨

植田和磨


前半は渡航にキックが多くなって、お互いが多分疲れていた状況の中で難しい場面もありました。神戸が22m内側に入った時でも中々スコアに繋げれずにしんどい時間が続いたなという印象です。

――代表から戻ってきてご自身のパフォーマンスは?

まだまだ全然納得ができないですけど、気持ち的には余裕は出てきています。パフォーマンスはまだまだ伸ばせる面はありますし、気持ちに余裕ができたことで去年よりもチームにコミットできているかなと思います。

ただ、自分の強みであるランとか、ハイボールキャッチとかはもっと前面に出していかないといけないと思っています。それでチームにモメンタムをもたらしていきたですね。まだまだフレッシュな1年目ですし。

――1年目でしたね。アーリーから出ていたのでなんかそういう雰囲気ではなかったです

そうですか?(笑)。今日は対面が同期の安田昂平(明大)くんで意識していた部分も合ったんですけど、負けたくないという思いもありました。今日ハイボールではいいプレーもありましたが、相手が蹴ってきたところで落としてしまったところもあったんで、そこは一つ反省して、もっともっと伸ばせる面はあると思っています。

安田昂平を追走する植田和磨

安田昂平を追走する植田和磨

――4試合で3トライを決めていますが自分としてはまだ納得していない?

そうですね。トライの数もそうですけど、ラインブレイク、ボールタッチの回数などは、今日対戦したチェスリン・コルビ選手やトヨタのマーク・テレア選手のようにボールタッチもできていないですし、そういう世界レベルのプレーヤーと試合ができる幸せな環境にいるんで、そういう選手と対峙して学んで、自分の実力としてつけていけるようにしたいですね。

4試合で3トライと結果を出す植田和磨

4試合で3トライと結果を出す植田和磨


昨年は代表にも呼ばれたんで、代表に選ばれたことをしっかり証明できるようなシーズンにしたいなと思います。

――気持ちの余裕はやっぱり代表活動を経験したということも大きい?

まあ代表の合宿は本当にしんどかったんで、そこで耐え抜いたというのもありますね。もちろんチームと関わる時間も増えましたし、去年はアーリーエントリーですぐ入って、試合出てという中で、チームの先輩とも今より馴染んでいないですし、チームに溶け込めていなかったんですけど、先輩方とのコネクトが深まりました。


先輩方は皆さん「思い切ってやれ」って言ってくれるんで1年目としては元気にやるだけかなと思っています。

――目標のトライ数は?

そうですね。10トライ以上はしたいですけど、それだとトライ王目指せないんで、今は4試合中3トライなんで、リーグ戦全部出場できたら20試合ぐらいはあると思うので1試合1トライ取れるぐらいの決定力を見せないといけないかなと持っています。

優勝するチームのWTBって、20トライはちょっと言い過ぎやと思いますけど、10トライ以上は確実に取っていきたいですね。

――3試合やってバイウィーク入って、3試合、というリーグワンのスケジュールにコンディションの調整はどうですか?

そういったスケジュールにも大分慣れてきましたね。先週の試合で痛いところあったりしても、一週間でしっかりケアして、この試合にも出させてもらって、自分を管理する能力は大学生の時よりかは確実についていると思います。

山下裕史

山下裕史


長くラグビーを続けようとしたらもっともっとそういった体のケアは大事になってくるんで。日和佐さんとヤンブー(山下浩史)さんはそういうところにしっかりこだわっていやっているのが一流たる所以で、ああいう選手にならないと一流と言われるようにならないと思います。プレーだけじゃなくて人間性だとか、ケアの部分とか、オフフィールドでもしっかり学ばせてもらっています。

日和佐篤

日和佐篤


――神戸にはレジェンドと呼ばれる先週が多くいますね。どんな部分を学んでいる?

練習でも、オフフィールドでも声をかけてくれますし、毎日毎日おはようと一言でも絶対に言ってくれますし、掃除であったり、片付けであったり、お二人はみんなの模範になってくれているのでそれは見るだけでわかります。

あの年代でもハイパフォーマンスできているというのは、ほんまもうなんでかわからんですけど、レタリックやアーディーもすごいですけど、やっぱりあの2人はほんと凄すぎです。

――石田吉平選手は、まだパフォーマンスが上がらないといっていました。

勝手に上げてくるんじゃないですか?あの人やったら(笑)。仲良しですよ、結構。パリオリンピックの時も一緒でしたし。学ぶところって、あの人はほんまに自分より体も小さいけど、勇敢なんで、そういう気持ちの面でやっぱり吉平さんは群を抜いているというか、ちっちゃいのにあそこまでやれるというのを証明した一人やと思うんで尊敬しています。

――怪我から戻ってきて自分のパフォーマンスに納得していない様子でした。

納得できるように頑張ってもらうしかないです。納得させませんけどね(笑)。

コベルコ神戸スティーラーズ SH上村樹輝

上村樹輝

上村樹輝


――今季、良いプレーをしていますね

どうやろう? 自分のできることを一生懸命やろうかなと今、考えているところです。無理に、うまく見せようとか思う必要なくて、毎日、練習を積み重ねて、それを試合で出すだけかなというマインドセットでやっていて、それが良い結果につながっているかなと思っています。

――昨季もアーリーエントリーで出場しました。どこをコーチ陣に評価されている?

アタックのテンポのところとかで評価してもらって、使ってもらったかな。(今季は)良いプレーができているのもありますけど、アタック、ディフェンスもまだ課題はありますが、コーチ陣からも評価していると言われているし、信頼している部分もあると言われて、9番を背負わせていただくことが増えた。

日和佐篤

日和佐篤


――日和佐選手も「上村は今後代表を狙える!」と期待していましたし、今シーズン、新人賞の対象選手でもあります。

まだ4節ということで、この先も長いので、別にそういうことを特に考えずに一試合、一試合、自分ができることを一生懸命やろうかなと思っています。(日本)代表とかももちろん将来的に絡みたいと思っています。そこを最終ターゲットにしつつ、自分のできることを毎日頑張ろうかなというふうに思っています。

――帝京大学の時は、SH李錦寿選手(埼玉)もいてなかなかチャンスもらえなかった……

(大学4連覇しているけど)貢献度としてはかなり少ない方やった。リーグワンに入ったら、絶対に錦寿(クンス)に負けへんという気持ちもありました。大学からバチバチやっていたので、これから先も良いライバルとしてやっていきたい。

土永旭(横浜イーグルス)

土永旭(横浜イーグルス)


SH宮尾(早稲田大→東京SG)、SH土永(京都産業大→横浜E)と同世代に良いSHが多いです。(京都工学院だったので)花園も決勝で京都成章に負けて(1度も)花園に出られなかった。悔しい思いをしてきたラグビー人生ですけど、ここから先まだ続くし、活躍してリーグワンでやり返したいと思います。SH日和佐さんのプレーは今日もすごく勉強になりましたし、練習から良いアドバイスをもらいながら、良いところをいっぱい勉強しようとやっています。これからもチームのために頑張ります!

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