3月3日、NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(4勝3敗)は、三菱重工相模原ダイナボアーズ(3勝4敗)を秩父宮へ迎えた。昨年リーグ制覇したスピアーズはプレーオフ進出にむけて3位の東京サンゴリアスを追いかける状況だ。一方ダイナボアーズはプレーオフ進出するためには一戦必勝の状態。前節は静岡ブルーレヴズに勝利し、チームの状態は上向いている。
ダイナボアーズは前半早々に得点のチャンスを迎える。前半2分、ブレイクダウンでプレッシャーをかけペナルティを獲得するとショットを選択。これまで精度の高いキックでチームを助けてきたSOジェイムス・グレイソンがキックしたボールはゴールポストをかすめ失敗。
3分、グレイソンのキックパスをキャッチしたNO8ジャクソン・ヘモポがFL鶴谷昌隆につないでトライ。0-5とダイナボアーズが先制に成功する。
追いかけるスピアーズは10分、敵陣10m手前でルーズボールをHOデイン・コールが手中にすると一気に加速して敵陣深くに入るとNO8ファウルア・マキシにつないでトライ。5-5の同点とする。さらに18分、スピアーズは敵陣ゴール前でモールを組み、ディフェンダーを引き付けると、CTB立川理道が大外のWTB木田晴斗にキックパスをつないでトライ。12-5と逆転に成功する。