4月21日、NTTジャパンラグビーリーグワン、最終節、5位の東芝ブレイブルーパス東京はプレーオフ進出の可能性を残すため、首位・埼玉パナソニックワイルドナイツに挑んだ。前半、ペナルティーで1人少なくなり、連続トライを許し、リードされる苦しい展開。後半、トライを返すもすぐに失点。最後まで点差を縮めることができないまま22-34で敗れた。
チームを率いて4シーズン目となるブラッカダーHCは、「今シーズンかなりよくなっていると自負している」と話し、徐々にチームの選手層も厚くなり、チームとしての成長に手応えを感じていると話した。「選手たちは今晩のようなハイプレッシャーでセットプレーの重要さを感じるゲームを継続的に経験してさらに成長することができる」と来季に向けて、トップ4入り、さらにリーグ制覇に向け前を向いた。
東芝ブレイブルーパス東京 トッド・ブラッカダーHC
前半、パナソニックがポゼッションのほとんどを得ていたということでキッキングバトルのやり取りや規律の部分で残念ながら流れをとることができなかった。まさにパナソニックさんの経験値の高さというものを見せられたと思っています。
そうは言っても、選手たちのことはすごく誇りに思っています。ハーフタイムの時点ではまだ希望を持っていました。実際に自分たちは(勝つための)プレーができるという自信もありましたし、ただ、ボールを獲得できていなかったのでその辺を変えていきたいと思っていました。