2008年シーズン(トップリーグ時代)以来の7連勝を果たした東芝ブレイブルーパス東京。首位の埼玉ワイルドナイツを勝点1差で追走している。試合後のトッド・ブラッカダーHC、原田衛バイスキャプテンのコメントを紹介。
ブレイブルーパス東京・トッドブラッカダーHCは試合を振り返って「リーチ(・マイケルキャプテン)と原田衛(バイスキャプテン)がこの1週間、背中でチームを引っ張ってくれたことを誇りに思う。長い休みでこの試合に照準を合わせるのが難しかったが、特に前半の入りからFWでドミネートできて、コリジョンの部分でも勝っていた」と満足していた。
後半はイーグルスに自力を出されたと振り返ったが、「後半はこちらがボールを失う場面が多くて、キヤノンが攻めていた。後半のラスト30分はディフェンス(する時間)が多かった。ただそれ以上に試合を通じて、ディフェンスでみんながチームのために身体を張っていた。タイトにどれだけ繋がれるかを示してくれた。ボーナスポイントを取って、勝点を取れたことも非常に大きいし、小川(高廣)の100キャップをチームで記念する試合に勝ててすごく良かった。観客のみなさんも駆けつけてくれたので良い1日になった」と評した。
イーグルスを1トライに抑え込んだディフェンスについては「エフォートの部分、ハードワークする部分が良かった。試合を通じて、ダブルタックルが決まっていてブレイクダウンにプレッシャーをかけることができていたのも良かった。(後半最後の)トライを取られた時は脳震盪の選手が一人いた中で、その穴を突かれたのかなと思いますが大きな選手がいる相手に79分間失点がなかったことは誇りに思う」と話した。