3連敗中の王者・ブレイブルーパス東京SOリッチー・モウンガ「小さなことを実行できれば、それがゲームにつながる」 | ラグビージャパン365

3連敗中の王者・ブレイブルーパス東京SOリッチー・モウンガ「小さなことを実行できれば、それがゲームにつながる」

2026/02/26

文●斉藤健仁


現在、3連敗中で5位に順位を落とした王者・東芝ブレイブルーパス東京。2月26日、28日に鹿児島で対戦するリコーブラックラムズ東京戦を前に練習を公開した。トレーニング後、元オールブラックスのSOリッチー・モウンガが報道陣に対応した。

 

――2月28日、リコーブラックラムズ東京と鹿児島での試合となります。

プレシーズンで1週間、(鹿児島で)合宿しましたね。本当に暑かったです。でも、美しかった。ホテルから桜島が見えました。とてもきれいな場所でした。練習場まで歩いて行ける距離で、また歩いて帰って来られた。それが良かったです。すごくリラックスできましたし、良い練習もできました。だから暑くて、美しかったです。

――現在、リーグ戦で3連敗中です。修正すべき最大の点は?

僕たちにとって一番大きいのは、やはり実行力です。FWはセットプレーを遂行する大きな役割がありますが、ここ数週間そこが難しくなっています。それからハイボール、ラックでのクリーンアウトなど何か一つではなくて、全員が自分の役割を遂行する必要があります。

リッチー・モウンガ

リッチー・モウンガ


――ゲームドライバーとしてチームへのメッセージは?

チームとしてやろうとしていることを信じ続けることです。3連敗してしまうと、違うことを探したり、何か変えようとしたりします。でも大きく変える必要はないと思います。小さなことを実行できれば、それがゲームにつながる。それがメッセージです。

試合でうまくいっていないことが練習にも入り込んでいると思います。練習の仕方がプレーの仕方になる。だから基準を高く保つこと。そして信念を持つこと。それからエネルギーを持つこと(が大事)。負けているとボディランゲージや考え方は下がりますが、それでも、高いエネルギーと集中力を保ち続けたい。本当にあと一歩、近いところまで来ています。あとはフィニッシュです。本当に、そこなんです。


――クルセイダーズ(NZ)で優勝していた時でもチームの状態が落ちてしまったときもある?

ええ、常にありました。王者と戦うチームはいつもベストを出してきます。自分も、追い詰められたような厳しい状況を経験しました。そういう時は、自分やチームについて、本当に何が必要かなど多くのことが見えてきます。

解決策はとてもシンプルなことが多いです。エネルギー、信念、小さなディテール、それらが流れを取り戻します。今も同じです。苦境にいます。それが現実です。穴から抜け出さなければならない。抜け出せば、良い状態に戻れます。

――対戦するブラックラムズの印象は?

優れたランニング能力があります。Xファクターもいます。勢いに乗ると本当に止めにくい。ただ、今週は相手よりも自分たちです。現在、3連敗しています。まず自分たちに集中する。それが今週やっていることです。

トッド・ブラックアダーHC

トッド・ブラックアダーHC


――あらためて長年、いっしょにやっているブラックアダーHCの良さは?

良いコネクターです。人をまとめるのがうまい。マネジメント、選手とも良くつながっています。プロでプレーしてきた経験があるからだと思います。競争心が強く、選手の立場を理解しています。そしてチームにエッジをもたらしています。今週も、「十分ではない。もっと良くならなければならない。それが現実です」とハッキリ言われました。

斉藤健仁
スポーツライター。1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。印刷会社の営業を経て独立。サッカーやラグビー等フットボールを中心に執筆する。現在はタグラグビーを少しプレー。過去にトップリーグ2チームのWEBサイトの執筆を担当する。リーグワン、日本代表を中心に取材。

プロフィールページへ

記事検索

バックナンバー

メールアドレス
パスワード
ページのトップへ