27日、青山学院大学に91‐7で快勝した明治。開幕戦に続き10番を背負うSO伊藤龍之介とこの試合ハットトリックの大活躍を果たしプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたFL物部耀大朗の2選手のチームの現在地について話を聞いた。
SO伊藤龍之介(3年)
筑波大に負けて、ジュニアでも(早稲田大に)負けて、流れに乗れてないというのがあったが、入りの部分で受けてしまった。入りからやろうと思っていたが受け身になってしまった。ただ7点で耐えたのは頑張ったと思います。
――前半、50-22キックでリズムが変わった
(スペースが)見えていましたし(タッチに)出たらよいなと思って蹴りました。良いキックだったと思います。
――筑波大戦に負けて
(10番として)周りともっとコミュニケーションを取らないといけないし、(チームメイトに)自分がどう考えているかを伝えることをもっとやっていかないといけない。あとは横や後ろに逃げない。FWにもBKにも強い選手がいるので、フェーズを重ねることを自分たちの自信につなげていかないといけない。帝京大までもっともっとフェイズアタックを磨いていきたい。

伊藤龍之介
筑波大に負けてからの1週間は、アタックのベーシックスキルをやった。(今日の試合は)点差がついてからは、自分たちは疲れますが、キックを蹴るよりも自分たちの成長につながればと思って(自陣からもボールをつなぐラグビーを)やっていた。ミーティングでも、新しいオプションはないから1人ひとりが強いキャリー、ランができればどこに相手にも良いアタックができると思うということを話していた。
ハットトリックを達成しPOMに輝いたMLO物部耀大朗(3年)

物部耀大朗
開幕戦(筑波大戦)もジュニア(早稲田大戦)も負けていたので、とりあえず勝てて良かった。チームに不安な感じもあったので。ハットトリックは(中部大春日丘)高校3年の花園の2回戦の名護戦以来でした。オプションになれて、スペースに入れていることが良かったかな。春から(チームとして)スクエアに、スクエアにとアタックに取り組んでいた。オプションになれていると思います。