日本一を懸けた大一番で4トライを決めた、天理大CTB市川敬太。2年前の明治大との決勝戦ではBチームにいたが、その悔しさはずっと原動力に変えていた。
「4年生が日本一になりたいという気持ちが強かった」
4トライは嬉しいですが、チームが我慢してくれて、体が当て続けてくれたからこそ、自分の前にスペースができてトライができた。チームが我慢してくれたことのトライだと思います。FWがすごく前で勝ってくれた分、スペースが空くことがあった。スペースが空くところに走り込むプレーが自分の強みなので、それをFWのおかげで出せた。
――準備したことを出せた?
今まで練習したことを決勝の舞台で出せたは大きかった、ブレずに日本一を目指してやってきたからこそ、大きな場面で出せた。早稲田さんがプレッシャーが強いと思っていたが、それ以上に自分たちから当てて、藤原、松永という素晴らしいハーフ団がいるので、そのテンポをいかに出せるか勝負の鍵になると思っていたので、テンポを出せて良かった。