強みのコンタクト、セットプレーで帝京が早稲田を撃破!HO江良楓がハットトリックの活躍 | ラグビージャパン365

強みのコンタクト、セットプレーで帝京が早稲田を撃破!HO江良楓がハットトリックの活躍

2022/11/06

文●編集部


6日、熊谷ラグビー場では、関東大学ラグビー対抗戦、帝京大学(4勝)と早稲田大学(4勝)の全勝同士が対戦。HO江良楓のハットトリックを含む7トライを決めた帝京が49-17(前半21-7)で快勝。ボーナスポイント1を含む勝点5を獲得し、勝点25に伸ばし対抗戦首位をキープした。

帝京は前半4分、CTB二村莞司のトライで先制するも、そこからはなかなかスコアを積み上げることができない。「取り急いでいるところがあった」(松山千大主将・帝京)

前半4分二村莞司のトライ

前半4分二村莞司のトライ


ようやく26分、敵陣22mのラインアウトから、江良、奥井、青木と強いランナーがボールをキャリーし前進。最後はHO江良楓がトライ。SO高本幹也のゴールも決まって14-0。35分、自陣深くで早稲田のキックチャージにあいWTB槇瑛人にトライを許すもすぐさま反撃。

インゴールへ向け突進する江良、早稲田・佐藤健次のタックルを受けるも動じずそのままトライ!

インゴールへ向け突進する江良、早稲田・佐藤健次のタックルを受けるも動じずそのままトライ!



ゴールを決める高本幹也

ゴールを決める高本幹也



前半ロスタイム、マイボールスクラムでプレッシャーをかけペナルティーを獲得。敵陣に入ると二村莞司が2本目のトライを決め21-7とリードして前半を終えた。

前半終了間際、二村のトライでリードを広げた

前半終了間際、二村のトライでリードを広げた




後半の入り、早稲田のミスに乗じ、帝京は敵陣ゴール前ラインアウトから再びモールで押し込み江良が2本目のトライ。28-7とリードを広げた。

後半2分、帝京はHO江良楓が2本目のトライ

後半2分、帝京はHO江良楓が2本目のトライ

後半21分、早稲田CTB吉村紘にトライを奪われるも、28分に江良がハットトリックを決め35-12とし、セーフティーリードを保ったまま残り10分を迎える。

1本トライを返された帝京は28分再び江良のハットトリックで突き放す

1本トライを返された帝京は28分再び江良のハットトリックで突き放す


奥井章仁の突進

奥井章仁の突進

高本幹也の正確なキックでエリアを制した

高本幹也の正確なキックでエリアを制した


エリアマネジメントでもSO高本幹也の冷静、かつ正確なキックが冴え早稲田の自陣への侵入を許さず優位に試合を進めると、35分、敵陣ゴール前スクラムからSH李錦寿が自らボールを持ち込みトライ。勝負を決めた。その後互いに1トライずつを決めノーサイド。49-17で勝利を収めた。

後半35分、ゴール前マイボールスクラムから

後半35分、ゴール前マイボールスクラムから


李錦寿がトライ

李錦寿がトライ


後半ロスタイム帝京NO8延原秀飛がパスインターセプトでダメ押しトライ

後半ロスタイム帝京NO8延原秀飛がパスインターセプトでダメ押しトライ



次戦は20日、明治大と対決。この試合で勝利し、勝点5を獲得すると昨年に続き対抗戦優勝が決まる大一番に挑む。

帝京が早稲田に快勝。全勝対決を制した

帝京が早稲田に快勝。全勝対決を制した


帝京大学 相馬朋和監督

相馬朋和監督と松山千大主将

相馬朋和監督と松山千大主将


試合前に我々が想定していたとおり、早稲田さんが終始プレッシャーをかけてきてのいいタックルもあってそれに負けじと頑張っている学生たちが本当に心から誇らしく感じる試合でした。これを通してより一層成長できたと思いますし、次に繋がる試合になったと思います。

――今日のディフェンスにつして


粘り強くディフェンスしてくれましたし、1対1の部分でもよく肩を当てて練習してくれてたと思います。本当にいいディフェンスをしたなと思います。


――対早稲田として何かやってきたのか、ずっと取り組んできたことだったのか。


とにかくコンタクトの局面で相手を支配していく、それは今までもこれからも帝京大学が大切にしていきたいものです。それがこういう大きな試合で出たというのは本当に嬉しい。



――選手権決勝から逆算して今日の試合の位置づけは


平凡な答えになってしまいますが、目の前の試合に全力で戦うことがシーズンを通してそれが一番大切だと思っています。その中で課題が出てフィードバックして、その部分を強化してチームが成長していくと思います。これから試合をするたびに選手たちが成長していく姿を見ながらいろんな方向に成長していくだろうなと思います。


――優勝までに具体的に積み上げていきたいこと


さっきキャプテンの松山から話がありましたけど、我々の強みはコンタクトとセットプレーです。その強みがどんどん見られる、その部分で突き抜けていけるような、そういうチームを目指していきたい。


後半から出場の本橋拓馬

後半から出場の本橋拓馬

帝京大学 CTB松山千士主将

松山千大主将は後半途中負傷退場となった

松山千大主将は後半途中負傷退場となった



80分間粘り強く自分たちのラグビーをし続けるそこの部分にフォーカスして取り組みました。その結果、相手のプレッシャーを受けることもあったんですけど、そこに負けることなく、自分たちももっと成長できた部分があるんじゃないかなと感じております。



――11月に入って最初の上位校との対戦を終えて、今の時点で自信をもっていること、対抗戦優勝や日本一になるためにこれから突き詰めていかないと感じているところ


自分たちの強みの部分は、コンタクト、セットプレーの部分で圧倒できたと思っているんで。この部分についてはこれからも継続して、自信を持っていきたいと思います。大学選手権だったり次の明治、慶應戦にむけては規律の部分を高めたい。今日もペナルティーがあって、また隙を見せる部分があった。そういうところを突き詰めて、隙のないチームを作っていきたい。

帝京大学 HO江良楓

江良楓

江良楓



今日の試合は本当にタフな試合になるというのは感じていたので、しんどい場面、辛い場面で僕たちがどれだけ走れるか、運動量を増やせるか、体を当て続けることができるかというのが一番大事なところだろうと思っていました。それができたことがこういう結果につながったと思います。次の明治戦に向けて良い準備をして帝京のラグビーを披露したい。

――早稲田HO佐藤選手とマッチアップする場面が多かった


試合前からやっぱりいい選手なので、HOの意地として負けない気持ちが強かった。どの場面でも見てしまう場面もありましたし、HOの意地を見せることができた。帝京大学の2番として絶対に負けられないのでいろんな場面で勝つことができて良かった。

スクラムでは帝京が優勢だった

スクラムでは帝京が優勢だった


――スクラムについて


練習から1年間通してやることは変わらず相手がどうしてくるというのは関係なく、自分たちが帝京のスクラムを組み続けるというという意識を1年間通してやり続けているので、それに対して相手が自分たちのスクラムに合わせてくれた。それで僕らのスクラムが強くなり続けるというのが僕たちの形なので、本当に80分間、いいスクラムを組むことができた。

――相馬監督の指導については


基本的な、自分たちの形をぶらさないということで、崩れていれば直してくれるので感謝しています。


――夏合宿での早稲田戦のスクラムと今日の試合で意識しているか


帝京の形があるので、やるべきことが明確になってきて、一人ひとりも理解してきて、一つにまとまってきたことがスクラムの強さになったと思っています。これから対戦する明治さんはいいスクラムを組んでくると思うので、そこに対しては自分たちのスクラムを披露したいと思います。

帝京大学 SO高本幹也



個人にとってもチームにとっても課題が見つかる試合でとてもいい成長ができたかなと思います。次、明治大学という強い相手と戦うことになると思いますが、そこの課題をしっかり修正して、勝てるように努力していきたい。



――パスを出すところに相手がいたりと、早稲田のプレッシャーがかかっていたが


プレッシャーがかかってくるのは試合前から想定していたことなので、その後でしっかり崩していけるように考えていました。プレッシャーをかけてくる分、次のフェイズで相手のセットが多分遅くなるのでそこで僕たちのいいアタックができたかと思います。

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