6月21日、太陽生命ウィメンズセブンズ2025熊谷大会が開幕。灼熱の熊谷で18試合が行われた。昨シーズンはチャレンジチームで出場していた伊礼門千珠は、ナナイロプリズム福岡に入部し、開幕戦のジャージを獲得した。「このジャージを着てプレーすることを目標にしていた」という先に、この大会で証明したいこととは。
ナナイロプリズム福岡 伊礼門千珠

伊礼門千珠
自分はずっとこのジャージを着て、試合に出るということが目標だったので、このジャージを受けることに感謝してしっかり責任もって試合に挑もうと持ったんですけど、ちょっと緊張しすぎちゃって。
自分はスピードを活かしたプレーを結構みんなから求められているのでそこをしっかり使うことと、チームで最年少なので、誰よりも若いので、みんなが疲れた時こそ、自分がスピードを出してチームが前に出るよう頑張っています。
――今日の3試合でうまくいった試合は?
2試合目で相手ボールのスクラムで自分がSHにタックルしてターンオーバーしたところは、ナナイロとしてもそこが強みなので、そこが良かったと思います。

――3試合目で、昨年王者のながとを破りました。何がうまくいった?
ながとさんは毎年優勝しているんですけど、そういう相手であっても怖がらずに楽しみながらやろうと、強いチームとできることをプラスに考えてということをキャプテンの(西郷) 侑菜さんが言ってくれました。
最初はみんな赤ちゃんだったみたいな、誰でもミスをすることがあるけど、ミスしてへこむんじゃなく、プラスに考えてもう一回チャレンジしたらいいというメッセージでした。

――チームに多くの経験豊富な先輩たちがいますね。
結構、みんな仕掛けてくれるので、そこで自分がボールをもったら、自分は小さいんですけど、小さいからって負けるんじゃなくて、小さいのを強みにしてどんどんドライブかけて、相手から小さいからってなめられているかもしれないですけど、強さを見せたいです!