5日、ラグビーに日本代表はサモアに勝利し、開幕から三連勝。さらに後半終了間際に4トライ目を決めボーナスポイント1を含む、勝ち点5を獲得。総勝ち点14でプール1位。最終戦スコットランドに勝利し、目標の一つであるベスト8入りを決めたい。
リーダーグループの一人、稲垣啓太はこの一戦を振り返って、勝利の喜びよりも最終戦にむけて、「今自分たちがやらなければならないこと」を明確にして準備をはじめる。
スクラムの感触はよかった。最初、落ちているように言われましたけど。80分間、スクラムでプレッシャーに耐えながら、ボーナスポイントを獲得することができたのでそれについては評価できると思います。
もともとサモアがスクラム強いというのはわかっていましたし、体重をいかしたスクラムを組むと思っていました。それに関して特に、想定以上のことはなかった。80分、うまく耐えることができたと思います。
――ブレイクダウンについて。ペナルティーをとられてしまう場面もありました。
ブレイクダウンに対してのフォローが遅かったというのもあります。ボールに絡んでくるようなタイプでした。以前僕らがオールブラックスとやったときに苦労した部分ですね。ブレイクダウンの部分については、もっとディテールをこの一週間で高めていく部分だと思います。
――ペナルティーが少し多かったのでは
ペナルティーは多かったですね。セットプレーからだったり、フェイズを重ねていく中でのペナルティーだったり。そこを部分も、この一週間で高める必要はあります。次の試合もペナルティーがキーになってくると思うので、もっとペナルティーを減らせるようにチームに徹底させたい。