15日、ラグビー日本代表はサモア代表に49-27で快勝。決勝進出を決めた。藤原忍は3試合連続で先発出場。この試合で印象的なシーンは後半15点差と相手に迫られ流れが相手に行き始めたときの強気のアタックだった。敵陣22m内側でペナルティを獲得すると藤原がクイックでリスタート。それに対して他の選手も反応、ゴール前にミスなくボールを運び、ゴール前ラックからボールを持った藤原がフェイクをいれて、前に空いたスペースでボールを持ち込みトライ。嬉しさから藤原はピッチを何度も叩いた。チームに再び流れを引き戻す重要な追加点となった。
――立川理道選手がいい準備ができたと言われていましたがどのあたり?
ポジション変更したのもありましたし、練習外のところでもミーティングをしてそれが試合に出すことができました。
――ハルさんのキャプテンシーはクボタの時と代表では違う?
一緒です。何か一言話すにしてもわかりやすいですし、まとまる感じですね。チームにとっても大きな存在ですね。
――9番、10番、15番の連携がすごくよかった
2人ともすごくコミュニケーション取ってくれるんで、やりやすかったですね。

――ハルさんの10番は?
嬉しいですね。大学から一緒で社会人になっても一緒のチームで。マキシもいて、8番、9番、10番で(クボタの選手でやれたのは)。

――トライのところは?
狙っているというより、FWがくるのが遅くて、どうしようかなと迷っていたときにたまたま前があきました。
――前半は風下で、縦を意識した?
それはありましたね。キック蹴っても簡単に返されるんで、相手にボールを渡してフリーにしたらピンチにもなるから、まずはしっかり自分達がフィジカルで身近で勝負して集まったところにまたパスで外につなげる、そのローテーションを正確にやるというのは決めていました。
――サモアのプレッシャーは
ルールが新しくなって、SHには来れなくなったのでそこまでなかったですけど、ジャッカルとかはすごく速いからそこはジャパンとしても集中してました。