12月27日に開幕した第95回全国高校ラグビー大会は、27、28日両日で1回戦23試合が行われた。1回戦を終え、初出場の函館ラサール(南北海道)、山形南(山形)、郡山北工(福島)、東京朝鮮(東京第2)の4校は姿を消した。1回戦の中から注目のカードを振り返る。
深谷(埼玉)が山沢の逆転PGで前回大会ベスト4入りの尾道(広島)に逆転勝利
深谷(埼玉)18−15 尾道(広島)
深谷は試合終盤ゴール前に攻め込まれるが粘りのディフェンスで相手の反則を誘う。反則からすぐにリスタートし、相手陣にキック。見事なカウンターラックで相手の反則を犯し、PGのチャンスを得た。28分、40mやや右、筑波大の山沢拓也の弟・FB京平(2年)がしっかりと決めて18−15で勝利を収めた。横田監督が「入ると思っていた」と言えば、山沢は「難しい角度ではなかったので思いっきり蹴りました!」
五郎丸の母校、佐賀工がラストプレーで逆転トライで2回戦に進出
佐賀工(佐賀)24−21 春日丘(愛知)
17−21のビハインドから佐賀工はFWで攻め込み最後はLO栗丸が飛び込んでトライ。「花園前からやってきた形です!(栗丸) FB宮上主将は「頼りになるFW陣です。今度はBKが頑張りたい!」