記録的な大敗をしたサンウルブズ。しかし、振り返っている時間はない。今週末、ホーム・秩父宮でジャガーズとの対戦を控えている。4週間にわたる遠征から戻ってきたチームは、試合に向けたトレーニングをスタートした。チームを率いる堀江翔太キャプテンが、チームの現在地を話した。
前回の試合に引っ張られるのは一番良くない。とはいえ、現状はしっかりと受け止めなくてはならない。ただポジティブにどうやってやっていくかが大切だと思うので。起きたことは忘れるのではなく、ああいう思いをしたということを持って次に向かっていきたいなと思います。
――チームの雰囲気は?
あの試合をした後の割には良い方じゃないですかね。もっともっとドヨーンとしていると思いましたが、次にやってやろうという思いがあるからこそ、しっかりと練習やっていると思います。
次の試合は、大切な試合になると思います。大敗した時もそうでしたけど、チームのために流れを変えようと何か一人でやり過ぎた部分もありましたので、そういうところは修正しようと話をしました。頑張りすぎない。頑張らないともちろんいけないですけど、頑張り過ぎると個人、個人になってしまうのでチームでやっていこうと。
――シーズン半分を終えましたが早かった?
いや、大変だったので。早いようで長いようでって感じですね。もう、4月終わりですか…。ずっとラグビーしてんなあ、という感じです。
――トップリーグ終了から続けてのスーパーラグビー、疲れの面でデメリットがあるのでは?)
いや、そんな難しい事は考えないですよ。シンプルですよ。ラグビーして、勝ちたいというだけです。試合数を数えて、疲れてきてというのは考えていないですね。それはシーズンが終わってから、次のシーズンを迎えるにあたってどんな良い準備に繋げていけるかだと思います。